こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市左京区の一乗寺にある「狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)」。
平安時代初期以来の歴史を持つお寺で、自然豊かな境内や舞台造りの本堂が人気のお寺です。
この記事では、狸谷山不動院でいただける御朱印を中心に、歴史や境内の様子などについてご紹介していきたいと思います!
狸谷山不動院の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の料金:通常300円
- 時間:9:00 ~ 16:00
狸谷山不動院では、通常1種類の御朱印が授与されています。
七難即滅の御朱
狸谷山不動院でいただける「七難即滅」の御朱印です。
中央の大きな朱印が迫力があってステキですね。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:七難即滅
左側:狸谷山寺 - 朱印
右側:狸谷山
中央:梵字(カーン)
左側:狸谷不動明王
私が訪れたときは、書き置きのみの授与となっていました。
いただけるだけでもありがたいです…!
御朱印と一緒に、こちらの「火難・盗難 消除守護札」もいただけました。
不動明王の御影が入っていて、とても力強い感じの御札ですね。
私が訪れたときは、通常の御朱印以外にも「不動明王の特別御朱印」や叡山電鉄主催の「初秋の特別ご朱印めぐり」の限定御朱印も授与されていました!
狸谷山不動院ってどんなお寺?
歴史
寺伝によれば、狸谷山不動院の起こりは平安時代初期。
都を平安京に移した第50代・桓武天皇の命により、都の鬼門(北東)にあたる当地に「咤怒鬼不動明王」を守護神として祀ったのが始まりとされています。
一説によれば、狸谷山の「狸」は、この「咤怒鬼」が由来といいます。
その後、鎌倉時代の慶長年間(1249〜56)に現在の本堂がある洞窟に不動明王が移され、江戸後期の亨保年間(1716〜36)には、木食上人(養阿)が入籠し、京都の庶民からの篤い信仰を集めました。
明治に入ると廃仏毀釈の影響で荒廃しましたが、昭和22年(1947)に寺領の拡大や懸造り(舞台造り)の本堂が建立されるなどの復興が進み、「真言宗修験道・大本山」として現在に至っています。
境内の様子
狸谷山不動院は東山三十六峰の一つ・瓜生山の中腹にあるため、徒歩の場合は、最寄りのバス停(一乗寺木ノ本町)から約30分ほど緩やかな坂道を歩いていく必要があります。
お寺の入口には、たぬきの置物がたくさん奉納されており、まさに「タヌキ寺」という様子です。
参道沿いには、白龍弁財天や七福神、弘法大師などなど様々なものが祀られ、各神仏を巡拝しながら本堂へ向かうことが出来ます。
さて本堂へ到着しました。
有名な清水寺のような舞台造りのお堂で、非常に堂々とした面持ちです。
下からは、お堂を支えている柱をじっくりと眺めることが可能。
これを木材だけで作るって技術が凄いですよね〜。
本堂内に入るためには、拝観料(500円)が必要です。
狸谷山不動院は、なんと「キャッシュレス決済」に対応しており、クレジットやPayPayといった電子マネーで拝観料を払うことが可能です。
今までたくさんのお寺を回って来ましたが、拝観料のキャッシュレス決済に対応しているお寺は初めてだったので非常に驚きました。
時代の変化に合わせた「進んでいるお寺」と言えるかもしれませんね。
本堂の奥には洞窟があり、御本尊の不動明王はその中に安置されています。
私が訪れたときは、洞窟内の特別公開が行われていたので、不動明王を間近から拝むことが出来ました。
撮影不可だったため、その迫力を伝えることが出来なくて残念なのですが、眼力がすごいとても立派な不動明王でしたよー!
本堂の舞台からは、京都の市街地を眺望することが可能。
木々の間から見える光景がステキですね…!
狸谷山不動院の境内は非常に自然豊かで、特に青もみじが美しかったです。
少し来るのが大変な立地ではありますが、紅葉シーズンにまた訪れてみたいと思います〜!
狸谷山不動院へのアクセス
- 京都市営バス「一乗寺木ノ本町」から徒歩約30分
- 叡山電鉄叡山本線「一乗寺駅」から徒歩約35分
狸谷山不動院の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の値段 | 300円 |
御朱印の時間 | 9:00 ~ 16:00 |
拝観料 | 境内自由(本堂内は500円) |
宗旨 | 真言宗修験道(大本山) |
御本尊 | 不動明王 |
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住所 | 京都市左京区一乗寺松原町6 |
公式HP | http://www.tanukidani.com/ |