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アクセス
- JR”京都駅”より徒歩約7分
- 京都市営バス”大石橋”より徒歩約2分
- 京都市営地下鉄烏丸線”九条駅”よりすぐ
城興寺は藤原氏ゆかりの寺院!
城興寺(じょうこうじ)は、京都市南区にある真言宗泉涌寺派のお寺。山号は瑞寶山。
御本尊は慈覚大師によって造られた千手観世音菩薩を祀り、洛陽三十三所観音霊場第22番札所になっています。
平安時代、このあたりに広大な土地を持っていた太政大臣・藤原信長公は、邸宅の九条殿を建てました。1085(応徳2)年、邸内に九条堂を建立し、城興院と名付けました。
1113年(永久元年)、土地を受け継いだ関白・藤原忠実は、この地にお寺を建立し城興寺と名付けます。
建立から10年後の1123(保安3)年、白河法皇の院宣(いんぜん/法皇の命により発行される公文書)により盛大な伽藍供養が行われました。
鎌倉・室町時代、当寺は応仁の乱による火事や平安京の外になった影響で次第に衰退してきました。しかし、江戸時代に洛陽三十三所観音霊場巡礼が盛んになり、当寺は22番札所として賑わいを見せました。
荼枳尼天を祀る薬院社。古くは施薬院稲荷と呼ばれ、病気平癒や夫婦円満などのご利益があります。
平安時代、左大臣の藤原冬嗣が自分の土地に施薬院(病院のようなもの)を開設。鎌倉時代になると施薬院などの施設は別の場所に移転、施薬院御倉跡には施薬院稲荷の祠のみが残りました。
人々はこの祠を鎮守社として崇拝しましたが、明治初期の廃仏毀釈・辻堂廃止令により施薬院稲荷は廃止されることに。
しかし、地元の人々の熱意により城興寺境内の荼枳尼天堂と合祀されました。
御朱印について
- 御朱印の種類:1種類
- 御朱印の納経料:300円
- 納経所の時間:9:00~16:30
城興寺では洛陽三十三所観音霊場第22番札所の御朱印1種類のみ頂けます。
御朱印は境内の納経所で頂けます。
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