御朱印帳

西国三十三所の御朱印帳

西国三十三所の御朱印帳
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西国三十三所巡礼とは?

西国三十三所巡礼とは、近畿地方に点在している33の寺を巡礼すること。
四国八十八ヶ所や洛陽三十三所観音霊場など日本にはたくさんの霊場巡りがありますが、西国三十三所巡礼は日本で最も歴史がある霊場巡りです。

718(養老2)年、大和長谷寺の徳道上人は病により仮死状態となります。
その時、夢の中で閻魔大王に「悩める人々を救うために三十三の観音霊場を広めよ」と託され、閻魔大王から三十三の宝印を授かった上人は仮死状態から戻ります。

上人は三十三ヶ所の観音霊場を設けましたが、人々から信用を得ることが出来ずあまり普及しませんでした。
その後、上人は機が熱すのを待つため宝印を中山寺(第24番)の石棺に納めたとされています。

約270年後、花山法皇(第65代)が比叡山や那智山で参籠をした際、観音霊場巡礼を初願。
中山寺で宝印を探し出し、再興。そして自ら性空上人や仏眼上人らと共に巡礼を行われました。

今年2018年は草創1300年。
これに際し2016年から月巡礼や特別拝観、御朱印に特別朱印が追加されるなどの草創1300年記念事業が行われています。

御朱印帳の紹介

深い緑を基調とした御朱印帳で、真ん中下には「西国三十三所草創1300年」と書いてあります。
透明の御朱印帳カバー付きで右側のヒモはしっかりと閉められています。

1ページ目には聖観世音菩薩や十一面観音像などの絵が入っています。

3ページ目には徳道上人が閻魔大王から宝印を授かった時の絵。
4ページ目には西国草創1300年について書いてあります。

御朱印のページは、右側に御詠歌が書いてあり、左側に御朱印を書いてもらうようになっています。
もちろん番外寺院の花山院・法起院・元慶寺の3寺のページもあります。
ちなみに御朱印左上にある朱印が草創1300年記念の朱印。

番外の後ろは43ページの空白ページが用意されています。
基本的にこのページの使い方は自由ですが、私は御詠歌を書いてもらうようにしています。

西国三十三所の御朱印帳

この朱印帳は札所以外にもAmazonなどのネット通販で購入することが可能です。

関連リンク

西国三十三所公式HP