こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市山科区には、「勧修寺(かじゅうじ)」というお寺があります。
真言宗山階派の大本山であり、真言宗十八本山の一つでもある勧修寺は、古くから皇室とゆかりの深いお寺として知られています。
この記事では、勧修寺でいただける御朱印を中心に、歴史や庭園、奇跡的に見れた激レアの「双頭蓮」などについてご紹介いたします!
勧修寺の御朱印について
- 御朱印の種類:通常3種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:9:00~16:30
勧修寺では、通常3種類の御朱印をいただくことが出来ます。
料金はすべて300円。
- 勧修寺の千手観音の御朱印(代表的)
- 勧修寺御詠歌の御朱印
- 佛光院の御朱印
一番右の御朱印が代表的なもの。
その他は、御詠歌の御朱印と佛光院の御朱印があります。
千手観音の御朱印
私は一番代表的な「千手観音」の御朱印をいただきました。
勧修寺の御本尊である千手観音は、醍醐天皇の等身大とされています。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:梵字(キリーク)、千手観音
左側:勧修寺 - 朱印
右側:三密加持
中央:寺紋(?)
左側:大本山勧修寺門跡印
中央上の「梵字(キリーク)」がとてもかっこいいですよね!
真言宗のお寺の御朱印は、梵字の墨書きが入るところが多い気がします。
特別御朱印
私が訪れた際は、3種類の特別御朱印が授与されていました。
料金はすべて500円。
こちらはドンっと梵字が書いてあってかっこいいですね。
御朱印がいただける場所
勧修寺の御朱印は、勧修寺の境内ではなく、境外にある「佛光院(画像○印)」で頂けます。
佛光院は、入り口の分岐を左に行けばすぐに着きます。
勧修寺は拝観料が必要(大人400円)ですが、佛光院は拝観料不要。
なので、御朱印だけいただくことも可能です。
時間は「9:00~16:30」。
勧修寺ってどんなお寺?
勧修寺は、山号を「亀甲山」と号する真言宗山階派の大本山のお寺です。
真言宗十八本山の一つに数えられており、十八本山霊場の第10番札所になっています。
勧修寺の拝観は、大人400円の拝観料が必要。
ちょっと大きめの拝観チケットの裏側は・・・。
なんとポストカードになっていました。
このタイプの拝観チケットは初めて見たので、結構驚きました。
歴史
勧修寺の起こりは、平安時代までさかのぼります。
昌秦3年(900)、醍醐天皇の生母である「藤原胤子」の本願により、胤子の弟「藤原定方」が、祖父「宮道弥益」の邸宅跡に開いたのが始まりと伝えられています。
承俊が開基として迎えられ、その後は醍醐天皇の勅願寺となりました。
上でも触れましたが、御本尊は醍醐天皇の「等身大の千手観音」が安置されています!
その後、応仁の乱により焼失しますが、徳川家と皇室の加護によって再興。
創建以来より皇室との関係が厚く、有力な門跡寺院として知られてきました。
庭園
勧修寺の庭園は、「勧修寺氷室園」として市の名勝に指定されています。
氷室池は京都屈指の古い池らしく、平安時代には、氷室池に張った氷の厚さで五穀豊凶を占ったと伝えられています。
夏には多くの蓮の花が咲き誇り、とても美しい光景を堪能することが出来ます。
私が訪れた2021年7月には、激レアの「双頭蓮」が開花。
双頭蓮とは、1つの茎から2つの花が咲く「突然変異の蓮」で、数年から数十年に一度咲く貴重なものです。
双頭蓮は「福を呼ぶ」ともいわれており、見れただけで幸せな気分になりました。
ちょっとでも、幸せをシェア出来たら嬉しいです!
もちろん、普通の蓮もとってもステキでしたよ!
春の桜、秋の紅葉で知られる勧修寺ですが、夏に蓮を楽しむのも悪くありませんね。
勧修寺へのアクセス
- 京都市営地下鉄東西線「小野駅」から徒歩約8分
- 京阪バス「勧修寺北出町」から徒歩約4分
勧修寺の基本情報
御朱印の種類 | 通常3種類 |
御朱印の料金 | 通常300円 |
御朱印の時間 | 9:00~16:30 |
御本尊 | 千手観音 |
宗旨 | 真言宗山階派 |
札所 | 真言宗十八本山第10番 |
拝観料 | 大人400円 |
住所 | 京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6 |
公式HP | なし |