こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
臨済宗相国寺派大本山「相国寺」の境内には、複数の塔頭寺院があります。
その中の一つ「大光明寺(だいこうみょうじ)」は、京都十三仏霊場の第4番札所になっており、境内には美しいお庭が広がっています。
この記事では、大光明寺で頂ける御朱印を中心に、歴史やお庭の紹介をご紹介いたします!
大光明寺の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:早朝〜16:00
普賢菩薩の御朱印
京都十三仏霊場の第4番札所の大光明寺では、御本尊の「普賢菩薩」の御朱印が頂けます。
普賢菩薩は47日の守り仏。また、辰・巳年生まれの守本尊でもあります。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:普賢菩薩
左側:大光明寺 - 朱印
右側:京都十三佛 第四番
中央:菊紋と梵字「アン」
左側:梵王山 大光明寺
御朱印の中央には、普賢菩薩を意味する梵字「アン」の朱印が押してあります。
通常の御朱印帳より少々大きい「京都十三仏霊場の専用御朱印帳(納経帳)」で頂きました。
もちろん、通常の御朱印帳にも書いて貰えますよ!
普賢菩薩は、境内奥にある本堂内に安置されています。
中央の障子を開けると、普賢菩薩を直接拝むことが出来ます。
私の場合、普賢菩薩がどこに祀られているのかわからなかったので、先に御朱印を頂き、お寺の方から案内を受けて参拝させていただきました。
御朱印が頂ける場所
御朱印は、大光明寺境内にある「納経所」で頂けます。
京都十三仏霊場の紹介冊子には「時間:早朝〜」と書いてありましたが、あまり早すぎるとご迷惑になる可能性があるので、常識的な時間帯に行くのをオススメします。
門の中央が開いていない場合は、脇に設置されている潜戸から中に入れます。
恐る恐る入りましたが、とても丁寧に対応してくださいました。
周辺の御朱印情報
大光明寺の周辺では、臨済宗相国寺派大本山・相国寺の他、神仏霊場巡拝の道第98番の「大聖寺(御寺御所)」や応仁の乱始まりの地「上御霊神社」などがあります。
ぜひ、一緒に参拝してみてくださいね!
大光明寺ってどんなお寺?
歴史
大光明寺の起こりは、南北朝時代の文和年間(1352〜56)。
※暦応2年・延元4年(1339)とも。
第93代・後伏見天皇の女御・広義門院(西園寺寧子)が、亡くなった後伏見天皇の菩提を弔うため、伏見区の桃山に創建したのが始まりです。
開山は相国寺と同じ「夢窓国師(夢窓疎石)」。
応永23年(1416)、伏見宮初代当主・栄仁親王の亡骸が寺内に葬られ、以来、伏見宮歴代の菩提寺となります。
相国寺山内に移されたのは、江戸時代の元和元年(1615)。
江戸幕府初代将軍・徳川家康によるものだといいます。
※慶長19年(1614)とも。
お庭
大光明寺では、とてもキレイなお庭を楽しむことができます。
門を潜ったところにあるのが「峨嵋山の庭」。
中門を潜ると、本堂と「心字の庭」と呼ばれる石庭が現れます。
私の他に人はおらず、静かな縁側でぼーっと石庭を楽しむことができました。
相国寺を訪れる人はたくさんいますが、大光明寺を訪れる人はほとんどいません。
穴場のお寺と言えるかもしれませんね。
くれぐれも石庭の中には立ち入らないようにしてください。
大光明寺へのアクセス
- 京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩約7分
- 京都市営バス「烏丸今出川」「同志社前」から徒歩約7分
大光明寺の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 早朝~16:00 |
御本尊 | 普賢菩薩 |
宗旨 | 臨済宗相国寺派 |
山号 | 梵王山 |
札所等 | 京都十三仏霊場 第4番 |
住所 | 京都市上京区相国寺門前町701 |
公式HP | 京都十三仏霊場 大光明寺 |