こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市左京区の大原にある「宝泉院(ほうせんいん)」。
平安時代に創建された古刹で、「額縁庭園」が美しいことで知られるお寺です。
この記事では、そんな宝泉院で頂ける御朱印を中心に、歴史や庭園の様子などについて、詳しくご紹介させていただきます!
宝泉院の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の料金:通常300円
- 時間:9:00〜17:00
宝泉院では、通常1種類の御朱印が授与されています。
歓㐂天の御朱印
宝泉院で頂ける「歓㐂天」の御朱印です。
七が3つ並んだ「㐂」は「き」と読み、「喜」の異体字になります。
つまり、「歓㐂天」は「歓喜天」という意味です。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:歓㐂天
左側:魚山 宝泉院 - 朱印
右側:佛法僧
中央:梵字
左側:魚山 宝泉院
宝泉院の歓喜天について色々調べてみましたが、よく分かりませんでした・・・。
恐らくどこかに祀られていると思われます。
右上に佛法僧(三宝)の朱印が押してあることや、日付の月が霜月(異名)になっているのが特徴的ですね!
御朱印が頂ける場所
御朱印は堂内にある朱印所で頂けます。
拝観時間は「9:00〜17:00」ですが、最終受付は16:30までとなっております。
朱印所には、御朱印帳も置いてあるので是非チェックしてみてくださいね!
宝泉院ってどんなお寺?
歴史
寺伝によれば、宝泉院の起こりは、平安時代の仁寿年間(851〜854)。
天台宗の僧・円仁(慈覚大師)が、声明専門の寺として創建したのが始まりとされています。
現在の書院は、文亀2年(1502)に再建されたもので、廊下の天井は伏見城の遺構。
鳥居元忠が自害した際の板間が使用されており、今でも薄っすらと血の跡が残されています。
上記の謂れから、この天井は「血天井」と呼ばれています。
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額縁庭園と抹茶
宝泉院には3つの庭園があり、中でも「盤桓園(ばんかんえん)」は、書院の柱や鴨居を額縁に見立てて、庭園を鑑賞する形式の庭園です。
一般的には「額縁庭園」と呼ばれており、庭園を通して四季折々の自然や風情を楽しむことができます。
春には、若葉や花々が新緑の中に映え、夏には青々と茂る樹木や清流が涼しげな雰囲気を演出し、秋には紅葉が庭園を彩り、冬には雪景色が庭園を美しく見せます。
庭園の中心には、樹齢約700年という立派な五葉松が生えており、庭園の特徴的な景観の一つであり、宝泉院のシンボルとして知られています。
宝泉院の拝観は抹茶付きのため、この美しい光景を眺めながら、抹茶と和菓子で一服することが出来ます。
四季折々で違った景色を見せてくれる宝泉院の額縁庭園。
みなさんも抹茶を飲みながら、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
宝泉院へのアクセス
- 京都バス「大原」から徒歩約10分
宝泉院の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の値段 | 300円 |
拝観料 | 大人800円 |
時間 | 9:00〜17:00 |
宗旨 | 天台宗 |
御本尊 | 阿弥陀如来 |
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住所 | 京都市左京区大原勝林院町187 |
公式HP | http://www.hosenin.net/ |