こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市左京区の哲学の道沿いにある「法然院(ほうねんいん)」。
四季折々で美しい景色を楽しむことができるお寺で、特に秋の紅葉シーズンにはたくさんの参拝者が訪れます。
この記事では、そんな法然院で頂ける御朱印を中心に、歴史や境内の様子などについてお伝えします!
開門の時間は「6:00~16:00」。拝観料不要で境内の散策は自由。
毎年4月1日〜7日、11月18日〜24日には、伽藍内の特別公開が行われます。
※拝観料800円。
法然院の御朱印について
南無阿弥陀佛の御朱印
法然院で頂ける「南無阿弥陀佛」の御朱印です。
字がとても達筆で美しいですね〜!
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:南無阿弥陀佛
左側:獅子谷 法然院 - 朱印
右側:法然上人御遺跡
中央:不明
左側:善氣山獅子谷法然院
右上には「法然上人御遺跡」の朱印が押してあります。
中央の朱印は謎です・・・。
もしわかる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい!
私が訪れた時は、書き置きのみの授与になっていました。
頂けるだけでありがたい・・・!
御朱印が頂ける場所
御朱印は境内にある「寺務所」で頂けます。
御朱印の料金は、なんと受ける側が自由に決める「志納金」方式。
私は普通に300円を納めさせて頂きました。
法要などが日常的に行われているお寺なので、御朱印は頂けないことが多いです。
御朱印の対応は、寺務が無いときに行っているそうです(お寺の方談)。
法然院ってどんなお寺?
歴史
法然院の起こりは、鎌倉時代の建永元年(1206)。
浄土宗の開祖・法然上人が、弟子らと共に六時礼讃を行った草庵が起源とされています。
その後、草庵は荒廃が続きましたが、江戸時代の寛永年間(1624〜43)に京極浄教寺の僧・道念が閑居し「法然院」と命名。
道念の死後に再び荒廃しましたが、延宝8年(1680)に知恩院38世・萬無が草庵に住み込み、弟子の忍澂と共に「念仏道場」として再興しました。
近年まで浄土宗捨世派の本山でしたが、昭和28年(1953)に独立し、現在はどの宗派にも属さない単立寺院となっています。
境内の様子
参拝者をまず出迎えるのが、こちらの山門。
茅葺屋根に苔が生していて、とても風情があります。
内部から見るとこんな感じ。いや〜絵になりますね!
山門をくぐると、左右に2つの「白砂壇」があります。
白砂壇は、細長い形の白い盛り砂で、表面には季節にあわせた砂紋が描かれています。
図案は結構な頻度で変わるので、「今日はどんな砂紋なんだろう?」と参拝の度にワクワクするんですよね〜!
法然院は紅葉が美しいことで有名で、見頃には多くの参拝者で賑わいます。
水面に映る紅葉も美しいですね〜!
この年の紅葉はちょっとハズレ気味だったので、また次の年にリベンジしたいと思います。
(あんまりいい写真が撮れなかった)
ゆったりとした時間が流れ、心から底から落ち着ける法然院。
紅葉シーズン以外もオススメなお寺なので、みなさんもぜひ参拝してみてくださいね!
法然院へのアクセス
- 京都市営バス「浄土寺」から徒歩約7分
法然院の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
宗旨 | 単立寺院 |
拝観料 | 境内自由 |
拝観時間 | 6:00〜16:00 |
特別公開 | 4月1日〜7日、11月18日〜24日 |
開山 | 法然 |
御本尊 | 阿弥陀如来 |
住所 | 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30 |
公式HP | http://www.honen-in.jp/ |