こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市右京区にある真言宗御室派総本山・世界遺産「仁和寺」。
そのすぐ東にある「五智山蓮華寺(ごちざんれんげじ)」は、御室派の別格本山であり、立派な五智如来像があるお寺です。
この記事では、蓮華寺で頂ける御朱印や歴史、五智如来像などについてご紹介いたします!
五智山蓮華寺の御朱印について
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:8:00〜17:00(冬期は16:00まで)
蓮華寺の御朱印は、「五智不動尊」と「御詠歌」の2種類が授与されています。
五智不動尊の御朱印
不動堂に安置されている「五智不動尊」の御朱印です。
五智不動尊は、近畿三十六不動尊霊場の第15番札所になっており、毎月28日には護摩供養が行われます。
- 墨書き
右側:五智山
中央:五智不動尊
左側:蓮華寺 - 朱印
右側:近畿第十五番
中央:梵字(カーン)
左側:別格本山五智山蓮華寺
御朱印が頂ける場所
御朱印は境内にある納経所でいただけます。
通常時の時間は「8:00〜17:00」ですが、冬期は16:00までなので注意が必要です。
五智山蓮華寺ってどんなお寺?
歴史
蓮華寺の起こりは、平安時代の天喜5年(1057)。
第70代・後冷泉天皇の勅願を受けた藤原康基が、広沢池の近くに創建したのが始まりです。
その後、室町時代に起こった「応仁の乱」によって焼失し、長い間の荒廃が続きました。
江戸時代の寛永18年(1641) 、江戸の豪商・樋口平太夫家次翁(常信)が荒廃していた堂宇を再興。
この際、仁和寺の第21世門跡・覚深法親王から「五智山蓮華寺」の号を賜ったと伝えられています。
もともとは鳴滝音戸山(右京区)にありましたが、昭和3年(1928)に御室の地へ移転し、現在に至っています。
五智如来像
境内の中心付近には、5体の如来像「五智如来像」が安置。
寛永18年(1641)の再興の際、依頼を受けた木喰僧・坦称上人が厳しい修行の後に造り上げたものといいます。
並び順は右から「薬師如来・宝生如来・大日如来・阿弥陀如来・釈迦如来」。
それぞれの顔が表情豊かでステキですね!
五智山蓮華寺周辺の寺社
蓮華寺の周辺には、御室桜で有名な真言宗御室派総本山・世界遺産「仁和寺」や美しい石庭で知られる世界遺産「龍安寺」、仁和寺の守護神とされている「福王子神社」などがあります。
記事を参考にしてぜひ参拝してみてくださいね!
五智山蓮華寺へのアクセス
- 京都市営バス/JRバス「御室」から徒歩約2分
- 京福北野線「御室仁和寺」から徒歩約5分
五智山蓮華寺の基本情報
御朱印の値段 | 300円 |
御朱印の時間 | 8:00〜17:00(12〜2月は16:00まで) |
宗旨 | 真言宗御室派(別格本山) |
拝観料 | 境内自由 |
御本尊 | 阿弥陀如来 |
住所 | 京都市右京区御室大内20 |
公式HP | http://rengezi.com/ |