こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市右京区の奥嵯峨にある「祇王寺(ぎおうじ)」。
一般的に「悲恋の寺」として知られ、紅葉が美しいことで知られています。
この記事では、祇王寺で頂ける御朱印を中心に、歴史や青もみじの写真などについてご紹介いたします!
祇王寺の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の料金:300円
- 時間:9:00〜16:30
祇王寺では、通常1種類の御朱印が授与されています。
(※定期的に限定御朱印も出ている模様)
大日如来の御朱印
祇王寺の御本尊である「大日如来」の御朱印です。
力強い筆さばきがステキですね〜!
- 墨書き
右側:五智山
中央:五智不動尊
左側:蓮華寺 - 朱印
右側:近畿第十五番
中央:梵字(カーン)
左側:別格本山五智山蓮華寺
私が訪れた時は、書き置きのみの授与でした。
頂けるだけでありがたいですね…!
御朱印が頂ける場所と御朱印帳
御朱印は拝観受付で頂くことが出来ます。
受付時間は「9:00〜16:30」です。
拝観受付では、2種類のオリジナル御朱印帳が授与されていました。
どちらも祇王寺らしい素敵なデザインですね〜!
祇王寺ってどんなお寺?
歴史と悲恋の寺
祇王寺は、平安時代末期に法然の弟子・良鎮が創建した「往生院跡」にありますが、詳しい創建由緒は不明。
祇王寺が「悲恋の寺」と呼ばれるのは、白拍子の祇王にまつわる逸話が基になっています。
「平家物語」の巻一によれば、平清盛の寵愛を受けていた祇王は、清盛が「仏御前」に気変わりしたことにより、都を追われることに。
「都の外へ出ん」と覚悟を決めた祇王は、妹の祇女・母の刀自と共に、嵯峨の奥地にある往生院の庵に出家。
その後、「次は私も同じ運命」と悟った仏御前も同庵に出家し、最後は4人で念仏三昧の余生を送ったと伝えられています。
中世以降は荒廃が続きましたが、平家物語の遺跡として、真言宗大覚寺派大本山・大覚寺が明治期に再興。
本堂は再興の際に再建されたもので、堂内には平清盛・祇王・祇女・刀自・仏御前の尼僧像も安置され、境内にはお墓もあります。
美しい青もみじ
私が訪れた4月は、新緑の青もみじがとても美しかったです。
もみじと苔の緑具合が最高ですね〜!
境内はそこまで広くないのですが、大変満足できるお庭でした。
紅葉シーズンにまた訪れたいと思います…!
祇王寺周辺のお寺情報
二尊院
常寂光寺から徒歩約3分のところにある「二尊院」は、「発遺の釈迦」「来迎の阿弥陀」の二如来像を祀るお寺です。
総門をくぐった先にあるまっすぐな参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、たくさんの紅葉がまるで「トンネル」のようになります。
こちらも紅葉の名所なのでオススメです!
厭離庵
厭離庵は、鎌倉時代初期に活躍した歌聖「藤原定家」の山荘跡にあるお寺で、「小倉百人一首」はこの地で撰ばれたと伝えられています。
通常は非公開となっており、毎年「11月1日〜12月7日」のみ公開されます。
境内はあまり広くはないのですが、とても美しい紅葉が楽しめますよ〜!
證安院
證安院は、美しい御朱印を授与していることで有名なお寺です。
一つ一つ丁寧に手作りされた御朱印はまさに「芸術品」。
とてもかわいい御朱印がたくさんあり、御朱印好きの方に強くオススメしたいお寺です。
詳細記事では、私が今まで頂いてきた数多くの御朱印を掲載しているので、ぜひ見てみて下さいね!
↓證安院が題字を担当した本
祇王寺へのアクセス
- 京都栄市バス「嵯峨釈迦堂前」から徒歩約10分
- JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩約22分
祇王寺の基本情報
御朱印の値段 | 300円 |
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の時間 | 9:00〜16:30 |
拝観料 | 300円 |
宗旨 | 真言宗大覚寺派 |
御本尊 | 大日如来 |
住所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 |
公式HP | https://www.giouji.or.jp/ |