こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市下京区の佛光寺の南に「花咲稲荷神社(はなさきいなりじんじゃ)」という社名がとても素敵な稲荷社が鎮座しています。
今回はこの花咲稲荷神社の御朱印と歴史などについてご紹介します。
御朱印について
花咲稲荷神社では1種類の御朱印が頂けます。
朱印料は500円で、日付以外は全てスタンプです。
御朱印は花咲稲荷神社から徒歩約2分のところにある老舗化粧筆屋の「藤井松華堂」で頂けます。
御朱印帳(オリジナルではない)も販売されています。
境内に地図が貼ってあるので参考にしてください。
花咲稲荷神社の歴史
1634(寛永11)年ごろ、江戸時代に活躍した歌人・俳人の松永貞徳がこの地に移住してきました。
この際、貞徳は夢想でこの地に花咲稲荷という古い社があったことを知り、邸宅の鎮守社として、花咲稲荷神社を再興したといいます。
1895(明治28)年にこの一帯で大きな火災が起きた際、花咲稲荷神社だけが焼失を免れたと伝わっています。
このため、当社は「焼けずの稲荷」と呼ばれ、火防(ひふせ)の信仰も集めています。
境内の様子
とても小さな稲荷神社です。
昔はもっと大きかったのですが、数年前に背後にある建物が作られた際、一度取り壊されて現在の形になったようです。
ちなみに後ろの建物の名前は「シャーメゾン花咲」です。
水が流れ続けている手水鉢が設置されています。
小さなお社でこんなに立派な手水鉢は珍しいですよね。
真新しい社殿には、宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)・素戔鳴尊(すさのおのみこと)・大市比売命(おおいちひめのみこと)・大己貴神(おおなむちのかみ)・猿田比古神彦(さるたひこのかみ)の五柱が祀られています。
以前は5体の御神像が祀られていましたが、現在は京都国立博物館に保管されているそうです。
向かって右側にある地蔵尊を祀る地蔵堂です。
アクセス
- 京都市営バス”烏丸松原”より徒歩約4分
- 京都市営バス”河原町松原”より徒歩約7分
- 京都市市営地下鉄”五条駅”より徒歩約8分