こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市東山区の五条坂脇にある「安祥院(あんしょういん)」。
地蔵堂の地蔵菩薩が有名なことから、「日限地蔵」とも呼ばれているお寺です。
この記事では、そんな安祥院で頂ける御朱印を中心に、歴史やアクセス、周辺の寺社情報などについてもご紹介いたします!
安祥院(日限地蔵)の御朱印について
- 御朱印の種類:2種類
- 御朱印の初穂料:300円
- 時間:8:00〜17:00
安祥院では、2種類の御朱印をいただくことが出来ます。
- 阿弥陀如来の御朱印
- 日限地蔵の御朱印
1.阿弥陀如来の御朱印
安祥院の御本尊である「阿弥陀如来」の御朱印です。
洛陽六阿弥陀めぐり第4番札所になっています。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:阿弥陀如来
左側:京 東山 安祥院木食寺 - 朱印
右側:洛陽六阿弥陀 第四番
中央:キリーク
左側:東山 安祥院 ??
洛陽六阿弥陀めぐりとは?
江戸中期、木食正禅上人が阿弥陀如来の霊感を受けて発願した霊場です。
定められている功徳日を3年3ヶ月続けて巡拝すると、無病息災や家運隆盛、諸願成就などのご利益が得られるとされています。
霊場案内
1つ前の札所:第3番「清水寺」の御朱印情報
1つ次の札所:第5番「安養寺」の御朱印情報
2.日限地蔵の御朱印
地蔵堂に安置されている「日限地蔵」の御朱印です。
日限地蔵については、下の方でも紹介しているのでご覧ください!
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:日限地蔵大菩薩
左側:京 東山 安祥院 木食寺 - 朱印
中央:複数の梵字
左側:東山 安祥院 ??
御朱印が頂ける場所
御朱印は本堂向かって左側の寺務所でいただけます。
御朱印を書いて頂いたご住職と色々お話が出来て楽しかったです!
安祥院(日限地蔵)ってどんなお寺?
歴史
伝えによれば、安祥院の起こりは平安時代。
天慶5年(942)、第61代・朱雀天皇の勅願により、天台座主・尊意僧正が乙訓郡大藪郷(南区久世大藪町)に創建した護国院が始まりといいます。
その後、護国院は荒廃しますが、文永年間(1264〜1274)に蓮寂上人が再興し、寺号を「安祥院」に改めました。
その後は焼失と再建を繰り返し衰退。
享保10年(1725)に木食正禅上人(養阿)が現在地に移し、今に至ります。
この
ちなみに、洛陽六阿弥陀第4番の「阿弥陀如来像」は、木食上人作と伝わっています。
日限地蔵と境内の様子
地蔵堂の地蔵菩薩についても、養阿上人が作ったとされています。
日を決めて祈願すると諸願成就するという信仰から「日限地蔵」と呼ばれ、無病息災や安産などのご利益があります。
とってもありがたいお地蔵さんですね〜!
春は桜、秋は紅葉がとても綺麗で、見頃の頃には多くの人が訪れるようです。
特に桜は「清水寺よりきれい」とおっしゃる方が多いそうですよ〜。
ぜひ、清水寺参拝の帰りにでも寄ってみてくださいね!
安祥院(日限地蔵)の周辺寺社
安祥院の周辺には、世界遺産の「清水寺」や五重塔で有名な「八坂の塔(法観寺)」などがあります。
清水寺周辺の寺社については、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね〜!
安祥院(日限地蔵)へのアクセス
- 京都市営バス「五条坂」から徒歩約4分
安祥院(日限地蔵)の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の値段 | 300円 |
受付時間 | 8:00~17:00 |
御本尊 | 阿弥陀如来 |
宗旨 | 浄土宗鎮西派 |
拝観料 | 境内自由 |
札所等 | 洛陽六阿弥陀第4番 |
住所 | 京都市中京区下本能寺前町522 |
公式HP | なし |