こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市下京区にある洛陽三十三所観音霊場第24番札所の長圓寺。
境内の観音堂には、疫病除けの霊験あらたかな「聖観音菩薩」が安置されています。
この記事では、長圓寺で頂ける御朱印を中心に、「聖観音菩薩」にまつわるエピソードやアクセス情報についてご紹介いたします!
長圓寺の御朱印について
- 御朱印の種類:2種類
- 御朱印の納経料:300円
- 時間:9:00〜16:00
洛陽三十三所観音霊場第24番の御朱印
洛陽三十三所観音霊場の第24番札所の御朱印です。
右上には「洛陽廿四番」の朱印、中央には「観音菩薩を安置しているお堂」を意味する「大悲殿」と墨書きされています。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:大悲殿
左側:長圓寺 - 朱印
右側:洛陽廿四番
中央:梵字(サ:聖観音)、寺紋(六条藤?)
左側:延命山 長円寺
札所案内
1つ前の札所:第23番 東寺
1つ次の札所:第24番 法音院
洛陽三十三所観音霊場については、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください!
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阿弥陀如来の御朱印
本堂に祀られている御本尊・阿弥陀三尊(阿弥陀如来)の御朱印です。
右上の「無量寿院」は、長圓寺の院号になります。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:阿弥陀如来
左側:長圓寺 - 朱印
右側:無量寿院
中央:寺紋(六条藤?)
左側:延命山 長円寺
御朱印が頂ける場所
御朱印は、観音堂の向かって左にある納経所で頂けます。
納経所では冷たいお茶と飴ちゃんを頂きました。
お寺の方はとても優しくてゆっくり休憩することが出来ました。
とっても親切に対応してくださり、感謝感激です!
長圓寺の歴史
平安時代の一条天皇の御代、平安京で疱瘡(ほうそう)が流行し、大納言・藤原親衡公は天台宗高僧・恵心僧都源信に観音像制作を依頼。
作られた聖観音菩薩を宮中に祀り、21日祈願法要を行ったところ、疱瘡流行は治まりました。
その後、この聖観音菩薩は比叡山に安置されることになります。
天正15年(1578)、三河国の永安寺住職・大誉上人が京都に入ります。
上人が応仁の乱によって荒廃した京都を見て嘆いていたところ、「比叡山の聖観音菩薩を京都に持ち帰りなさい」という清水観音の霊告を受けます。
上人はお告げ通りに比叡山から聖観音菩薩を持ち帰り、この地に小さな庵を建てて安置。
これが長圓寺・観音堂の起こりとなります。
その後、慶長13年(1608)に京都所司代・板倉勝重が大誉上人に帰依し、土地を寄進。
この時、本堂が建てられ、慈覚大師(円仁)自刻という阿弥陀三尊像が安置されました。
長圓寺へのアクセス
- 京都市営バス”大宮松原”から徒歩約4分
- 京福電気鉄道嵐山本線”四条大宮駅”から徒歩約7分
- 阪急京都線”大宮駅”から徒歩約7分
長圓寺の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 9:00〜16:00 |
御本尊 | 阿弥陀三尊 |
宗派 | 浄土宗 |
山号 | 延命山 |
院号 | 無量寿院 |
札所 | 洛陽三十三所観音霊場第24番 |
住所 | 京都市下京区中堂寺西寺町33 |
公式HP | http://rakuyo33.jp/choenji/ |