こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市右京区にある世界遺産のお寺「仁和寺」。
その仁和寺の近くには、仁和寺の守護神とされている「福王子神社(ふくおうじじんじゃ)」という小さな神社が鎮座しています。
この記事では、この福王子神社で頂ける御朱印を中心に、歴史や仁和寺との関係、末社・夫荒社などについてご紹介いたします!
福王子神社の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:不明
福王子神社の御朱印
福王子神社では、通常1種類の御朱印が頂けます。
- 墨書き
右側:奉拝
中央:福王子神社
左側:日付 - 朱印
中央:福王子 祭神班子皇后 神社
左側:福王子神社社務所印
中央の印ですが、中央の文字がかすれてしまっていてよく読めませんでした。
「『****皇后』かなぁ」と個人的に思っているのですが、当てはまりそうな文字は見つからず・・・。
もし読めた方がいらっしゃたら、ぜひ教えて下さいませ。
追記:
Twitterのフォロワー様より、「祭神班子皇后」だと教えていただきました!
もっと印の文字を読めるようになりたいものです。
御朱印が頂ける場所
福王子神社の御朱印は、境内にある社務所で頂けます。
神社の方がいらっしゃらない場合は、設置してあるインターホンを押すと対応してくださいます。
とても親切にしていただき、とても嬉しかったです。
福王子神社ってどんな神社?
歴史
福王子神社の詳しい創建由緒は不明です。
伝えによると、福王子神社は昌秦3年(900)に亡くなった第58代・光孝天皇の皇后である「班子女王(御祭神)」の陵墓とされています。
その後、室町時代の応仁の乱により焼失。
江戸時代、江戸幕府第3代将軍・徳川家光の寄進によって仁和寺が再興された際、福王子神社も一緒に再建されました。
現在の社殿はこの時に造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。
仁和寺との関係
御祭神「班子女王(皇后)」の皇子である「宇多天皇」が仁和寺を開いたことから、福王子神社は仁和寺の守護神とされています。
その関係は現在でも続いており、毎年10月に行われる大祭では、仁和寺から譲り受けた菊の御紋が入ったお神輿が氏子地域を巡行。
さらに、仁和寺の門前では、「差し上げ」と「差し回し」、宸殿前では「奉幣の儀」が行われます。
夫荒社
本殿の向かって左側には、「夫荒社(ぶこうしゃ)」が鎮座。
このお社には、とある逸話が残されています。
その昔、丹波国の氷室から宮中へ氷を献上していましたが、ある日、氷を運んでいた役夫が、あまりの暑さのために神社付近で死亡。
任を果たせず死亡した役夫の霊を慰めるため、夫荒社を建立したと伝えられています。
福王子神社周辺の御朱印情報
福王子神社の周辺には、仁和寺の他に、同じく世界遺産の「龍安寺」などがあります。
ぜひ一緒に参拝してみてくださいね!
福王子神社へのアクセス
- 京都市営バス・JRバス「福王子」から徒歩約2分
- 京福北野線「宇多野駅」から徒歩約5分
福王子神社の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 不明 |
主祭神 | 班子女王 |
住所 | 京都市右京区宇多野福王子町52-6 |
公式HP | なし |