北区

孤篷庵(大徳寺塔頭)の御朱印|小堀遠州が設計した茶室があるお寺

大徳寺塔頭の孤篷庵の御朱印
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こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。

京都市北区にある臨済宗大徳寺派大本山・大徳寺。
その広い境内の西端に、「孤篷庵(こほうあん)」という通常非公開の塔頭があります。

この記事では、2022年5月24日〜6月12日に7年ぶりに公開された孤篷庵で頂いた御朱印と歴史などについてご紹介いたします!

大徳寺塔頭の孤篷庵

孤篷庵の御朱印について

孤篷庵で頂いた「釈迦如来」の御朱印です。

御朱印は釈迦如来と「忘筌ぼうぜん(茶室の名前)」の2種類があり、いずれも書き置きのみで1体500円でした。

大徳寺塔頭の孤篷庵の御朱印
御朱印の内容
  • 墨書き
    右側:奉拝、日付
    中央:釈迦如来
    左側:紫野
  • 朱印
    中央:三宝印(佛法僧寶)?
    左側:孤篷禅庵

 

御朱印に枠が付いてるのがステキですね…!

大徳寺塔頭の孤篷庵の御朱印

書き置きの御朱印の保管には、フィルムで挟むだけの「御朱印ホルダー」や差し込むタイプの「書き置き御朱印 専用御朱印帳」などがオススメですよ〜!

大徳寺塔頭の御朱印
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孤篷庵ってどんなお寺?

孤篷庵の起こりは、江戸時代の慶長17年(1612)。
大名茶人・小堀遠州こぼりえんしゅうが、大徳寺第156世・江月宗玩こうげつそうがんを開山とし、大徳寺山内にある龍光院(通常非公開)の院内に一小庵を建立したのが始まりです。

大徳寺塔頭の孤篷庵

寛永20年(1643)に現在地へ移転し、寛政5年(1793)に一度焼失。

その後、遠州を慕っていた大名茶人の松江藩主・松平治郷(不昧)が、遠州の設計図を基に方丈や茶室を再建し、現在に至っています。

大徳寺塔頭の孤篷庵

境内には遠州が設計した茶室「忘筌席」や国の史跡・名勝に指定されている立派な庭園などがありますが、いずれも撮影禁止…。

大徳寺塔頭の孤篷庵

特別の公開の際に実際に見てみてくださいね。

大徳寺塔頭の孤篷庵



孤篷庵へのアクセス

  • 京都市営バス「佛教大学前」から徒歩約2分

孤篷庵の基本情報

拝観時間 通常非公開
宗旨 臨済宗大徳寺派
御本尊 釈迦如来
住所 京都市北区紫野大徳寺町66
公式HP(京都春秋) https://kyotoshunju.com/temple/koho-an/