東山区

万寿寺の御朱印|京都五山第5位の東福寺塔頭寺院!

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こんにちは、nobo@nobo_kyoto)です。

京都市東山区の東福寺駅近くにある「万寿寺(まんじゅじ)」。
通常非公開の東福寺塔頭で、かつては「京都五山」の第5位に列した格式の高い禅寺です。

この記事では、万寿寺で頂ける御朱印を中心に、歴史やアクセスなどについてもご紹介いたします!

京都市東山区の万寿寺

万寿寺の御朱印について

万寿寺で頂ける「萬寿禅寺(万寿寺の正式名称)」の御朱印です。

御朱印の日付は基本的に和暦が一般的なのですが、こちらは西暦で記入されていました。

京都市東山区の万寿寺の御朱印
御朱印の内容
  • 墨書き
    右側:京城山
    中央:萬寿禅寺
    右側:日付
  • 朱印
    中央:萬寿禅寺

 

御朱印は境内にある庫裏の中で頂けます。

京都市東山区の万寿寺

なお、万寿寺は観光寺院ではないため、お寺の方が不在の場合があります。

私は3度目の訪問時に頂くことができました。

京都市東山区の万寿寺



万寿寺ってどんなお寺?

万寿寺の起こりは平安時代後期。

第72代・白河上皇が、皇女の郁芳門院を追善するため、六条の里内裏を「六条御堂」に改めたのが起源とされています。

京都市東山区の万寿寺

元々は浄土宗の寺院でしたが、正嘉年間(1257〜59)に十地覚空・東山湛照(宝覚禅師)が、円爾弁円(聖一国師)の門下に入ったことで禅宗となり、寺名は「万寿禅寺」と改称。

京都市東山区の万寿寺

その後は朝廷などからの帰依を受け、至徳3年(1386)に足利義満が定めた「京都五山」では、第5位に列しました。

その後は火災などで衰微し、安土桃山時代の天正年間(1573〜92)に現在地へ移転。

京都市東山区の万寿寺

元々この地にあった三聖寺と合併することで復興し、明治までは「三聖・万寿」の寺名を併用していたといいます。

ちなみに、移転前の場所近くには「万寿寺町」の地名が今でも残り、五条通の少し上には「万寿寺通」もあります。

京都市東山区の万寿寺



万寿寺へのアクセス

  • JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」から徒歩約3分

万寿寺の基本情報

御朱印の種類 通常1種類
御朱印の値段 300円
御朱印の時間 不明
拝観料 通常非公開
宗旨 臨済宗東福寺派(東福寺塔頭)
御本尊 釈迦如来
住所 京都市東山区本町15-778
公式HP なし