こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市左京区にある人気のお寺「南禅寺」。
その境内には、「南禅寺発祥の地」と言われている別院「南禅院(なんぜんいん)」があります。
この記事では、南禅院で頂ける御朱印を中心に、歴史や「京都で最も古い」とされる庭園についてもご紹介します!
南禅院の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:8:40〜17:00
南禅院では、通常1種類の御朱印が授与されています。
聖観音菩薩の御朱印
「聖観音菩薩」の御朱印です。
御朱印は書き置きのみの授与になります。
持ち込み御朱印帳への書き入れは行われていません。
南禅院の聖観音菩薩について調べてみましたが、よくわかりませんでした。
おそらく方丈内に祀られていると思います。
- 墨書き
右側:奉拝
中央:聖観音菩薩
左側:南禅院 - 朱印
右側:日付
中央:寺紋、大本山 南禅寺
中央には、南禅寺の寺紋の朱印が押してあります。
カッコイイですね!
御朱印が頂ける場所
御朱印は、入り口にある拝観受付で頂けます。
時間は8:40〜17:00。
南禅院の拝観には拝観料が必要ですが、御朱印だけを頂くことも出来るようです。
- 大人:400円
- 高校生:350円
- 小中学生:250円
書き置きの御朱印の保管には、フィルムで挟むだけの「御朱印ホルダー」や差し込むタイプの「書き置き御朱印 専用御朱印帳」などがオススメですよ〜!
南禅院ってどんなお寺?
歴史
南禅院の起こりは、鎌倉時代中期までさかのぼります。
文永元年(1264)、第90代・亀山天皇は、この地に離宮「禅林寺殿」を建立。
弘安10年(1287)には、禅林寺殿内に一堂が新築され、元からあった離宮は「下御所」、新しく建てられた御殿は「上御所(松下殿)」と呼ばれました。
その後、禅宗に深く帰依した亀山天皇は、この地で出家し「亀山法皇」に。
正応4年(1291)には、東福寺の大明国師を迎えて、離宮を禅寺に改め、上御所は「南禅院」、下御所は「禅林禅寺(後の南禅寺)」となりました。
上記のことから、南禅院は「南禅寺発祥の地」と呼ばれているわけですね。
嘉元3年(1305)に亀山法皇が亡くなると、遺骨は遺命によって分骨となり、南禅院に納められました。
亀山法皇の分骨所は、方丈向かって右側にありますよ!
現在のお堂(方丈)は、徳川5代将軍・綱吉の母「桂昌院」が元禄16年(1703)に寄進したもので、堂内には「亀山法皇御木像」が安置されています。
なお、堂内に上がるのは禁止されています。
庭園
南禅院の見どころは「庭園」です。
亀山法皇が離宮を造営した際に作庭されたもので、「京都で最も古い庭園」といわれています。
また、夢窓国師による作庭と伝わり、天龍寺庭園・苔寺庭園と並んで「京都三名勝史跡庭園」の一つに数えられています。
私が訪れた8月は、新緑がとてもキレイで癒やされました。
お寺の方の話では、紅葉シーズンはさらにキレイになるとのこと。
人も少ないので、結構穴場スポットなのかもしれません。
また紅葉シーズンにまた来たいなぁと思ってます!
南禅院周辺の寺社情報
南禅院の周辺には、日本で最も格式の高い禅寺「南禅寺」や南禅寺塔頭「最勝院高徳庵」、平安時代から紅葉の名所として知られる「永観堂(禅林寺)」などがあります。
ぜひ、合わせて参拝してみてくださいね!
南禅院へのアクセス
- 京都市営バス「南禅寺・永観堂道」から徒歩約10分
- 京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約12分
南禅院の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の料金 | 通常300円 |
御朱印の時間 | 8:40〜17:00 |
宗旨 | 臨済宗南禅寺派 |
拝観料 | ・大人:400円 ・高校生:350円 ・小中学生:250円 |
住所 | 京都市左京区南禅寺風呂山町86-5 |
公式HP | https://nanzenji.or.jp/equipment/nanzenin |