中京区

高松神明神社の御朱印情報

記事内のリンクに広告が含まれている場合があります。

アクセス

住所:京都市中京区釜座東入津軽町790 姉小路通

  • 京都市営地下鉄烏丸線”烏丸御池駅”より徒歩約6分
  • 京都市営バス”四条烏丸”より徒歩約10分

高松神明神社は真田幸村の念持仏を祀る神社!

高松神明神社(たかまつしんめいじんじゃ)は、京都市中京区にある神社。御祭神は天照大神、八幡大神、春日大神を祀り、開運や厄除けの信仰を集めています。
平安時代、当地には醍醐天皇の皇子・源高明公の邸宅「高松殿」が造営され、邸内に鎮守社として天照大神が伊勢から勧請されました。この鎮守社が当社の起こり。
その後、高明公の娘・明子は藤原道長公と結婚し、高松殿に住みました。

高松神明神社の鳥居

1159年(平治元年)、平治の乱により高松殿では焼失してしまいますが、当社は無事に残りました。室町時代の1565(永禄8)年には、宥玉が社僧になり、「高松神明宮宝性院」と称する神宮寺になったそうです。
1864年(元治元年)、蛤御門の変による大火(どんどん焼け)で地蔵尊以外は焼失、境内が縮小してしまいます。明治時代に入ると、神仏分離令により宝性院は廃寺となり、高松神明神社と称するようになりました。

高松神明神社の本殿

境内には、神社には珍しい地蔵堂があります。この地蔵堂には、戦国時代に活躍した武将・真田幸村公と縁のある神明地蔵尊が安置されています。

高松神明神社の地蔵堂

1600(慶長5)年、関ヶ原の戦いで幸村公は西軍に加勢し敗北、父・昌幸公と共に紀州の九度山の善名称院(真田庵)に蟄居させられ、毎日地蔵尊と毘沙門天を拝んで暮らしていたそうです。その地蔵尊が1794(寛政6)年に善名称院から宝性院に移され、現在に至っています。
この地蔵尊は「幸村の知恵の地蔵尊」とも呼ばれており、台石をさすったあとに子供の頭をなでると、知恵を授かるといわれています。

高松神明神社の水琴窟手水舎の前には水琴窟があります。



御朱印について

  • 御朱印の種類:1種類
  • 御朱印の朱印料:300円

高松神明神社では、1種類の御朱印がいただけます。
右側の「幸村(信繁)の念持仏」の印が特徴的です。
私が訪れた時は神社の方がいらっしゃらなかったので、書き置きのものをいただきました。

高松神明神社の御朱印