こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市東山区の豊臣秀吉公を祀る「豊国神社(とよくにじんじゃ)」。
所蔵している刀剣「骨喰藤四郎」の影響もあり、歴史・刀剣ファンに人気の神社です。
この記事では、そんな豊国神社で頂ける「通常御朱印」「限定御朱印」「オリジナル御朱印帳」を中心に、歴史などについてもご紹介します!
限定御朱印は、計7種類掲載していますよ〜!
豊国神社(京都)の通常の御朱印とは?
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:9:00〜17:00
豊国神社の「持ち込みの御朱印帳」に頂ける御朱印は、通常2種類です。
- 通常の御朱印
- 豊国廟の御朱印
①通常の御朱印 | ②豊国廟の御朱印 |
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通常の御朱印
豊国神社の通常の御朱印です。
関白の左右には、「寿比南山 福如東海」と書いてあります。
秀吉公の家紋「五七の桐」や馬印「ひょうたん」の朱印がステキですね!
- 墨書き
右側:奉拝
中央:寿比南山、関白、福如東海
左側:日付 - 朱印
中央:五七の桐、出世開運 豊國神社、とよ國のやしろ
実は通常の御朱印には、パターンがもう1つあります。
さきほどの御朱印の中央は「関白」でしたが、こちらは「豊国大明神」になっています。
どうやら、この部分は書き手さん次第のようで、どちらになっているかは貰ってからのお楽しみです。
豊国廟の御朱印
阿弥陀ヶ峰の山頂にある「豊国廟」の御朱印です。
山を登って参拝するため、右上の墨書きが「登拝」になっているのが特徴です。
- 墨書き
右側:登拝
左側:日付 - 朱印
中央:五七の桐、豊國神廟、とよ國のやしろ
ちなみに、以前は別のデザインでした。
豊国廟については、コチラの記事をご覧ください!
他:京都十六社朱印めぐりの御朱印
「京都十六社朱印めぐり」の専用台紙に頂いた御朱印です。
京都十六社朱印めぐりは、京都市・長岡京市にある16つの神社を巡る行事で、毎年「1月1日〜2月15日」に行われます。
豊国神社(京都)の限定御朱印!
三が日・毎月18日限定御朱印
「正月三が日」と秀吉公の月命日である「毎月18日」限定で頂ける御朱印です。
朱印料は通常の300円。
中央上の「五七の桐」が金になっていますね〜!
とってもかっこいいです!
別の日に頂いた御朱印では、墨に「金(?)」が混ぜられていたようで、墨書き部分がキラキラ光ってました!
豪華過ぎますね!
毎年9月18日限定の御朱印
秀吉公の命日にあたる毎年「9月18日」には、豊国神社の例祭が行われ、書き置きの限定御朱印が授与されます。
朱印料は500円で、紙のデザインなどは毎年変わります。
この限定御朱印には、唐門に掲げられている後陽成天皇筆の扁額「豊國大明神」の字を移したものが使用されています。
2017年9月18日限定御朱印。
2018年9月18日限定御朱印。
2019年9月18日限定御朱印。
2021年9月18日限定御朱印。
書き置きの御朱印の保管には、フィルムで挟むだけの「御朱印ホルダー」や差し込むタイプの「書き置き御朱印 専用御朱印帳」などがオススメですよ〜!
骨喰藤四郎の御朱印
2018年11月に頂いた「骨喰藤四郎」の御朱印です。
お隣の京都国立博物館で「京のかたな展」を見てきた帰りに頂きました。
写真では伝わりにくいですが、銀の刀の部分はキラキラしてます。
京都刀剣御朱印めぐりの御朱印
京都市内にある刀剣ゆかりの4社を巡る「京都刀剣御朱印めぐり」の御朱印です。
同御朱印めぐりは、2021年9月時点で第10弾まで行われており、刀剣ファンを中心に人気を集めています。
コチラの御朱印は、第6弾の時のもの。
豊国神社(京都)の御朱印帳と追加朱印
豊国神社で授与されている「骨喰藤四郎」の御朱印帳です。
サイズは大判サイズの「約18.2cm×約12.1cm」。
表面には、骨喰藤四郎に彫刻されている「倶利伽羅」のアップの写真。
裏面には、骨喰藤四郎の全体写真が配置されています。
めちゃくちゃかっこいいですね!
骨喰藤四郎の御朱印帳の他にも、黄地菊桐紋付紗綾胴服の紋様が入った御朱印帳もありました!
オリジナル御朱印帳に御朱印を頂くと、左下に「みみずの糸印」の朱印が追加されます!
こちらはオリジナル御朱印帳に頂いた「18日限定御朱印」。
「金の五七の桐」×「みみずの糸印」の全部入りですね!
御朱印と御朱印帳は、全て境内の授与所で頂けます。
時間は「9:00〜17:00」。
授与所には、御朱印帳袋もありましたよ〜!
なお、最新の御朱印情報については、豊国神社の公式Twitterをご確認ください。
https://twitter.com/toyokunishrine
豊国神社(京都)ってどんな神社?
歴史
慶長3年(1598)9月18日、秀吉公は伏見城で亡くなったのですが、その死は極秘となっていました。
秘密裏に埋葬用の社地が用意され、その後、秀吉公は阿弥陀ヶ峰山頂に葬られました。
この「阿弥陀ヶ峰」については、秀吉公の遺言だったそうです。
翌年4月には、阿弥陀ヶ峰山麓に壮大な社殿が営まれ、豊国神社には「豊国大明神」の神号が宣下されました。
創建後、多くの人から信仰を集めましたが、元和元年(1615)の大阪夏の陣で豊臣家が滅亡し、家康公の命によって社殿は取り壊されました。
神号「豊国大明神」も剥奪され、社殿の修理も禁止に。
ちなみに、秀吉公のお墓は秘密裏に方広寺に移されたといいます。
阿弥陀ヶ峰は荒れ果てた状態が続きましたが、慶応4年(1866)8月、新政府が豊国神社の再建を決定。
社地は方広寺の境内が割かれ、明治13年に社殿の造営が完了し現在に至ります。
境内の様子
唐門の奥に本殿があります。
通常は唐門より先には進めないようになっていますが、新年三が日には先に進めるようになります。
参道左側には鎮守社の槇本稲荷神社があります。
秀吉公のゆかりの地には、稲荷神社がよく建っているイメージですね〜。
↓秀吉公のゆかりの稲荷神社。
豊国神社には宝物館があり、秀吉公ゆかりの品々が展示されています。
主な展示物としては「豊國大明神臨時祭礼図」などで、料金や時間などは以下の通りです。
時間:9:00~16:30
料金
【300円】大人
【200円】大学生・高校生
【100円】中学生・小学生
※30人以上の団体には団体割が適用される。
豊国神社(京都)周辺の寺社
豊国神社の周辺には、豊臣家滅亡に繫がった「方広寺鐘銘事件」で有名な「方広寺」や圧巻の千手観音立像が並ぶ「三十三間堂」、真言宗智山派の総本山「智積院」などがあります!
ぜひ、記事を参考にして参拝してみてくださいね!
豊国神社(京都)へのアクセス
- 京都市営バス「博物館三十三間堂前」から徒歩約5分
- 京阪電気鉄道京阪本線「七条駅」から徒歩約9分
豊国神社(京都)の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 9:00〜17:00 |
オリジナル御朱印帳 | あり |
主祭神 | 豊臣秀吉公 |
住所 | 京都市東山区大和大路通正面茶屋町530 |
公式Twitter | https://twitter.com/toyokunishrine |