こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市右京区の小倉山にある「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」。
紅葉がとっても美しいことで有名なお寺で、秋は多くの観光客で賑わいます。
この記事では、常寂光寺で頂いた3種類の御朱印を中心に、歴史や紅葉の写真をたっぷりとお届けしたいと思います!
常寂光寺の御朱印について
私が訪れた2022年11月は、3種類の御朱印が授与されていました。
全て書き置きのみで、料金は300円でした。
南無妙法蓮華経の御朱印(御首題)
中央に御題目「南無妙法蓮華経」が書いてある御朱印です。
厳密に言うと、御朱印ではなく「御首題」といいます。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:南無妙法蓮華経
左側:小倉山 常寂光寺 - 朱印
右側:紅葉(小倉山)
中央:不明
左側:常寂光寺
寶樹多花果の御朱印
中央に「寶樹多花果」と書いてある御朱印です。
寶樹多花果は法華経に出てくる言葉とのこと。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:寶樹多花果
左側:小倉山 常寂光寺 - 朱印
右側:紅葉(小倉山)
中央:不明
左側:常寂光寺
寶樹多花果の御朱印
中央に「結佛与佛」と書いてある御朱印です。
結佛与佛も法華経に出てくる言葉とのこと。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:結佛与佛
左側:小倉山 常寂光寺 - 朱印
右側:紅葉(小倉山)
中央:不明
左側:常寂光寺
御朱印が頂ける場所と時間
御朱印は出口近くにある授与所で頂けます。
時間は「9:00~17:00」です。
常寂光寺ってどんなお寺?
歴史
常寂光寺の起こりは、安土桃山時代の文禄5年(1596)。
日蓮宗の大本山・本国寺(山科区)の第16世・日禎が、鎌倉時代初期に活躍した歌聖「藤原定家」の山荘跡と伝わる当地に草庵を結び、隠棲したのが起源とされています。
その後、本堂や多宝塔などの建立が進み、「小倉山の静かさが『常寂光土(仏が住む浄土)』の趣きがある」ということから、常寂光寺と名付けられたました。
また、藤原定家が詠んだ歌「忍ばれむ 物ともなしに 小倉山 軒端の松ぞ なれてひさしき」にちなんで、軒端寺とも呼ばれています。
美しすぎる紅葉
常寂光寺は紅葉の名所で、秋には大変多くの観光客で賑わいます。
赤・橙・黄色・緑のグラデーションが鮮やかな紅葉・・・!
一面真っ赤な紅葉も良いのですが、個人的にはグラデーションが豊かな紅葉の方が好きです。
奥に進んでも紅葉・紅葉・紅葉…
美しすぎてため息の連続。
なぜ今まで来なかったのか・・・。
眺めも素晴らしいですね〜!
今まで色んな紅葉スポットを見てきましたが、これほどのレベルの紅葉はあまり無いと思います。
みなさんもぜひ紅葉シーズンに参拝してみてくださいね!
常寂光寺周辺のお寺と御朱印
二尊院
常寂光寺から徒歩約3分のところにある「二尊院」は、「発遺の釈迦」「来迎の阿弥陀」の二如来像を祀るお寺です。
総門をくぐった先にあるまっすぐな参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、たくさんの紅葉がまるで「トンネル」のようになります。
こちらも紅葉の名所なのでオススメです!
厭離庵
常寂光寺から徒歩約6分のところにある「厭離庵」は、藤原定家の山荘跡にあるお寺で、「小倉百人一首」はこの地で撰ばれたと伝えられています。
通常は非公開となっており、毎年「11月1日〜12月7日」のみ公開されます。
境内はあまり広くはないのですが、とても美しい紅葉が楽しめますよ〜!
天龍寺
常寂光寺から徒歩約12分のところにある「天龍寺」は、世界遺産に登録されている臨済宗天龍寺派の大本山のお寺です。
国の特別名勝・史跡に指定されている「曹源池庭園」が大変美しく、紅葉シーズンには風情のある景色を見ることが出来ますよ!
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常寂光寺へのアクセス
- 京都バス/市営バス「嵯峨小学校前」から徒歩約9分
- JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩約16分
- 京福嵐山本線「嵐山駅」から徒歩約15分
常寂光寺の基本情報
御朱印の値段 | 300円 |
御朱印の時間 | 9:00~17:00 |
宗旨 | 日蓮宗 |
拝観料 | 500円 |
御本尊 | 十界大曼荼羅 |
住所 | 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 |
公式HP | https://www.jojakko-ji.or.jp/ |