こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市右京区には、子授・安産や酒造の神として信仰を集めている梅宮大社(うめのみやたいしゃ)という神社があります。
この記事では、梅宮大社の2種類の御朱印を始め、梅宮大社の御祭神や歴史、信仰などについてご紹介いたします。
梅宮大社の御朱印
梅宮大社では、通常2種類の御朱印がいただけます。
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の値段:300円
- 受付時間:9:00~17:00
①梅宮大社の御朱印
中央に梅宮大社と墨書きされた御朱印です。
中央の社紋(橘)と「梅宮」の朱印がステキですよね!
- 墨書き
右側:奉拝
中央:梅宮大社
左側:日付 - 朱印
中央:社紋(橘)、梅宮
②西梅津神明社の御朱印
梅宮大社の末社・西梅津神明社(にしうめづしんめいしゃ)の御朱印です。
御朱印の内容は「奉拝・日付・『西梅津神明社』の朱印」と、非常にシンプルです。
私が頂いた時は、書き置きのみの授与でした。
- 墨書き
右側:奉拝
左側:日付 - 朱印
中央:西梅津神明社
西梅津神明社は、梅宮大社入口の楼門近くにあります。
御祭神は「天照大神(あまてらすおおかみ)」と「豊受大神(とようけのおおみかみ)」。
伊勢神宮の内宮外宮と同じですね。
オリジナル御朱印帳
梅宮大社では、茶席「池中亭」やカキツバタなどが描かれたオリジナル御朱印帳が授与されています。
御朱印が頂ける場所
御朱印と御朱印帳は境内にある授与所で頂くことが出来ます。
混雑時は番号札をもらってしばらく待つことになります。
受付時間:9:00~17:00
安産祈願・子授けの信仰を集めている梅宮大社では、安産御守や授子御守なども授与されています。
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梅宮大社と同じ「安産祈願」の信仰を集める月読神社が徒歩約15分くらいのところにあるので、こちらもぜひ参拝してみてくださいね!
また、「安産祈願で有名な京都の神社」については、コチラの記事にまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください!
梅宮大社ってどんな神社?
御祭神
梅宮大社の本殿と相殿には、それぞれ4座の神様が祀られています。
- 酒解神(さかとけのかみ/大山祇神)
酒造の守護神 - 酒解子神(さかとけこのかみ/木花咲耶姫命)
酒解神の子 - 大若子神(おおわくこのかみ/瓊々杵尊)
酒解子神の夫 - 小若子神(こわくこのかみ/彦火火出見尊)
酒解子神と大若子神の子
- 橘清友(たちばなのきよとも)
- 橘嘉智子(たちばなのかちこ/檀林皇后)
橘清友の娘。嵯峨天皇の皇后。 - 嵯峨天皇(さがてんのう)
第52代天皇。 - 仁明天皇(にんみょうてんのう)
第54代天皇。嵯峨天皇と橘嘉智子の皇子。
歴史
梅宮大社の起こりは奈良時代。
橘氏の祖・県犬養橘三千代(あがたのいぬかいのたちばなのみちよ)が、祖神である酒解神を氏神として祀ったのが始まりです。
元々は山城国相楽郡井出あたりにありましたが、平安時代、第52代・嵯峨天皇の皇后・橘嘉智子(たちばなのかちこ)によって現在地に移されました。
平安時代に編纂された「延喜式」神名帳で「名神大社」に列し、二十二社制ではその一社(下八社)として数えられています。
信仰
梅宮大社は、主に「酒造守護」「子授・安産守護」の信仰を集めています。
酒造守護
全国で唯一「酒解神」を祀る梅宮大社は、古くから酒造守護の信仰があり、全国各地の醸造家から崇敬されています。
梅宮大社の入口である楼門には、たくさんの酒樽がズラリ。
安産祈願
梅宮大社には、第52代・嵯峨天皇の皇后・檀林皇后のご懐妊逸話が残されています。
檀林皇后はなかなか皇子に恵まれなかったが、梅宮大社に祈願を行ったところ懐妊した。
その後、無事に仁明天皇を出産したことから、子授け・安産守護の神として世間に周知されるようになる。
本殿近くにあるまたげ石は、このとき檀林皇后が跨いだと言い伝えられており、夫婦がまたげ石を跨ぐと子宝に恵まれるといわれている(要祈祷)。
また、檀林皇后の出産の際、梅宮大社の砂を床の下に敷いたという伝えもあり、白砂(産砂)は安産のお守りとして授けられている。
猫
梅宮大社は境内のいたる所にかわいい猫ちゃんがいます。
触れ合ったり撮影をする際は、マナーを守って行ってくださいね!
関連リンク:運が良ければ会えるかも?猫がいる京都の神社・お寺4選!
梅宮大社の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 9:00〜17:00 |
御祭神 | 酒解神,酒解子神,大若子神,小若子神 |
住所 | 京都市右京区梅津フケノ川町30 |
梅宮大社へのアクセス
- 京都市営バス「梅宮大社前」より徒歩約2分