こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市西京区にある有力神社・松尾大社。
その松尾大社の約400m南には、古い歴史を持つ境外摂社の「月読神社(つきよみじんじゃ)」があります。
この記事では、この月読神社の御朱印を始め、歴史や信仰、境内の様子などについてお伝えいたします。
月読神社の御朱印
まずは月読神社の御朱印について。
御朱印の種類
- 御朱印の種類:1種類
- 御朱印の料金:300円
- 時間:不明
月読神社で頂ける御朱印は1種類のみです。
私が参拝した際は、新型コロナウイルス感染予防の観点から「書き置きのみ」の授与でした。
「読」の字が旧字体になっているのがカッコいい。
- 墨書き
右上:参拝
中央:月讀神社
左下:日付 - 朱印
中央:月讀神社
御朱印が頂ける場所
御朱印は境内にある社務所で頂くことが出来ます。
社務所では、3種類の御守が授与されていました。
よく見ると月のシルエットが浮かんでいます。
祈願石もあります。
安産祈願や子授祈願を石にマジックで書き込み、月延石へお供えするといいそうです。
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同じく松尾大社の境外摂社である「櫟谷宗像神社」も参拝してみてくださいね!
また、「安産祈願で有名な京都の神社」については、コチラの記事にまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください!
月読神社ってどんな神社?
歴史
月読神社はとても古い歴史を持つ神社です。
日本書紀によると、顕宗天皇3年(487)、阿閉臣事代(あへのおみことしろ)が任那に遣わされた際、月読神のお告げを受けました。
その後、事代が任那から帰国し、壱岐県主(いきのあがたぬし)の先祖によって天月神命(月読尊)を創祀。
これが月読神社の始まりとされています。
もともとは大堰川のほとり(諸説あり)に祀られていましたが、度重なる氾濫を避けるため、斉衝3年(856)に現在地へ移されました。
御祭神
月読神社の本殿には月読尊が祀られています。
月読尊は古くから疱瘡の神として信仰されているので、今回は新型コロナウイルスの早期終息を祈願してみました。
月延石
本殿向かって右側には、月延石(つきのべいし)と呼ばれる石があります。
第14代・仲哀天皇の皇后である神功皇后は、新羅出兵の際にこの月延石で腹を撫でて自身の安泰を祈願し、帰国後、無事に出産したという伝えが残っています。
この逸話から月延石は安産や子授けの信仰を集めており、石を撫でることでご神威を受けることが出来るとのことです。
境内社など
御船社(写真左)には航海安全や交通安全の神である「天鳥舟命」、聖徳太子社(写真右)には、月読尊を崇敬していたという「聖徳太子」が祀られています。
神社背後の山からは、霊水「解穢の水」が境内にこんこんと流れ出し、自然の恵みを感じること出来ます。
また、本殿向かって左にある腰掛け陰陽石は、左右の石を撫でながら祈願するといいようです。
月読神社まとめ
以上、月読神社の御朱印や歴史、信仰についての記事でした。
とっても古い歴史を持つ月読神社。
とてもいいところなので、ぜひ参拝してみてくださいね!
月読神社へのアクセス
- 阪急嵐山線「松尾大社駅」から徒歩約8分
- 京都市営バス「松尾大社前」から徒歩約7分
- 京都市営バス「松室北河原町」から徒歩約4分
月読神社の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 不明 |
御祭神 | 月読尊 |
住所 | 京都市西京区松室山添町15 |
公式HP | http://www.matsunoo.or.jp/tukiyomi/index/ |