東丸神社の御朱印情報

東丸神社の御朱印 伏見区

はじめに

こんにちは、nobo(@kyoto_gosyuin)です。
伏見稲荷大社の外拝殿近くに、学業成就や受験合格の信仰を集めている「東丸神社(あずままろじんじゃ)」という神社があります。
一見すると伏見稲荷大社の摂社や末社に見えますが、実は独立した別の神社なんです。
今回はこの東丸神社の御朱印と歴史、境内の様子などについてご紹介します。

東丸神社の外観

御朱印について

東丸神社では、1種類の御朱印がいただけます。
数年間、御朱印の授与は行われていませんでしたが、2018年の年末頃に再開したそうです。
右上の「東丸神社」と左下の「参拝記念」「年」「月 日」はスタンプとなっています。

東丸神社の御朱印

御朱印は書き置きのみで、朱印料は300円。
封筒入りではなく、御朱印と押し紙のセットで授与されます。

東丸神社の御朱印

御朱印は境内にある授与所でいただけます。
授与時間は9:00〜17:00。

東丸神社の授与所


東丸神社の御祭神と歴史

御祭神・荷田春満

東丸神社の御祭神は、江戸時代中期に活躍した国学者・荷田春満かだのあずまろ荷田東丸命かだあずままろのみこと/本名:羽倉信盛はくらのぶもり)を祀っています。

春満は1669(寛文9)年の正月3日に誕生し、子供の頃から歌道や書道に優れ、江戸で国史や古典を長年研究しました。
その中で万葉集・古事記・日本書紀・大嘗会だいじょうえの研究の基礎を築き、復古神道を提唱するなどの業績を残したことで知られています。

春満は1736年(元文元年)に68歳で亡くなり、在ノ山墓地に葬られました。

荷田春満のお墓

東丸神社から4分ほど歩いたところにお墓があるので、ぜひこちらにも手を合わせてみて下さい。

東丸神社の歴史

1883(明治16)年、春満に正四位しょうしい(神階の位の一つ)の追贈があり、これを記念して有志らが東丸神社造営を協議。
7年後の1890(明治23)年に伏見稲荷大社の摂社として創建されました。

1903(明治36)年には府社(旧社格の一つ)に昇格。
その後、伏見稲荷大社から独立し、現在は羽倉家が管理を行っています。

東丸神社の鳥居

境内の様子

本殿

本殿は春日造。

nobo
棟に置いてある置千木がかっこいいですね
東丸神社の春日造り

よく見ると、拝所には山王鳥居が組み込まれています。

東丸神社の本殿

社殿には荷田家の家紋・東丸神社の社紋である「一重裏梅花」がたくさん配置されています。
荷田家が一重裏梅花を用いるようになった理由は以下の通りです。

和銅四年 稲荷大神稲荷山三ヶ峯鎮座の際、最初に奉仕したのが第二十一代雄略天皇の皇子磐城王の裔である荷田殷であって爾来荷田家は代々稲荷社正官御殿預職をつとめましたが、この祖神のうち特に龍は髙徳で学問をよくし弘法大師とも親交あり龍頭大夫、龍頭太などと称せられました。
弘仁八年十二月十三日その帰天のとき、雷鳴風雨はげしく、早咲の梅花悉く裏向きに降らし黒雲を呼びあたかも龍神昇天の如くであったと伝えられています。
これを記念して荷田家の定紋は一重裏梅花を用いています。

荷田社の看板より引用

東丸神社の本殿

折り鶴と絵馬

東丸神社には折り鶴と絵馬がずらりと奉納されています。

東丸神社の絵馬と折り鶴

折り鶴はどれも丁寧に折られており、奉納された方の熱心な思いが伝わってきますね。

東丸神社の折り鶴

絵馬は干支2種と荷田春満・徳学の鈴・折り鶴の全5種類。
外国人観光客が多い伏見稲荷大社のお隣なので、日本語以外の絵馬も多く奉納されています。

東丸神社の絵馬

境内社

こちらは納札所の春葉殿。

東丸神社の青葉殿

中には荷田春満の神像が安置されています。

東丸神社の青葉殿の神像

春葉殿の左側にある鎮守社の荷田社(かだのやしろ)には、荷田春満の祖先である荷田殷と嗣・早・龍の四霊が祀られています。

東丸神社の荷田社

手水舎

手水舎には、荷田春満誕生の際に産湯として用いられたという井戸水があります。
春満は学問の研究に「硯滴(すずりのみず)」としてこの水を使用していたと伝わっています。

東丸神社の手水舎


お隣は旧宅

東丸神社の向かって右側にあるこの建物は、荷田春満の旧宅。
1615年(元和元年)、大阪夏の陣で大阪城が落城した日に建てられたと伝わり、1922(大正12)年に国の史跡に指定されました。

荷田春満の旧宅

通常は非公開ですが、過去に京の夏の旅などで公開されたことがあります。

nobo
庭園が凄く綺麗らしいので一度見てみたいです!
荷田春満の旧宅の配置図

よく見ると瓦の鬼部に「一重裏梅花」がありました。

荷田春満の瓦

おしゃれな花の飾りもありましたよ!

nobo
なんという花なのか気になります…
荷田春満の旧宅の瓦

アクセス

  • JR奈良線”稲荷駅”より徒歩約3分
  • 京阪本線”伏見稲荷駅”より徒歩約6分


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休日に自転車で京都を走り回り、御朱印を拝受しています。
御朱印を初めて頂いたのは2017年4月で、御朱印きっかけで神社仏閣によく行くようになりました。
2017年12月の京都検定3級に挑戦しましたが、1点足りずに惜しくも不合格...