アクセス
住所:京都市上京区荒神口通寺町東入荒神町122
- 京阪鴨東線”神宮丸太町駅”より徒歩約10分
- 京都市営バス”荒神口”より徒歩1分
護浄院は清三宝大荒神尊を祀るお寺!
今回ご紹介する護浄院(ごじょういん)は、京都市上京区にある天台宗延暦寺派のお寺。この辺の地名の「荒神町」は、当寺から来ているそうです。
御本尊は清三宝大荒神尊(きよしさんぽうだいこうじんそん)を祀っていて、地元の人々からは「こうじんさん」と呼ばれ親しまれています。
771(宝亀2)年、第49代・光仁天皇の息子である開成皇子は仏門に入りました。
摂津の勝尾山で修行中、鬼神となった荒神が現れたため、皇子は自ら荒神を彫刻し、清(現在の箕面市)に祀ったそうです。これが当寺の起こりといわれています。
清三宝大荒神尊の「清」はこの地名から来ていて、三宝は「仏・法・僧」という意味だそうです。
現在地に移されたのは1600(慶長5)年。豊臣秀吉公の命によるもので、その際に第107代・後陽成天皇自作の如来荒神七体が合わせて祀られました。
下の写真のお堂には弁財天や不動明王、薬師如来などが祀られています。
観音堂に祀られている准胝観音菩薩は、洛陽三十三観音霊場の第3番札所に指定されています。
実はこの准胝観音菩薩は、江戸時代に池の中から出現したと伝わっていて、女性の守り本尊として子授けなどの信仰を集めています。
御朱印について
- 御朱印の種類:4種類
- 御朱印の納経料;300円
- 時間:8:00〜16:00(夏は17:00まで)
護浄院では、4種類の御朱印をいただくことができます。
1.清三宝大荒神の御朱印
御本尊の清三宝大荒神の御朱印です。
右上には清荒神の印が押してあります。
2.洛陽三十三所観音霊場第3番札所の御朱印
洛陽三十三所観音霊場第3番札所「准胝観音菩薩」の御朱印です。
中央には「准胝尊」の墨書き。
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3.福禄寿の御朱印
京の七福神第4番「福禄寿」の御朱印です。
右上には「京都七福神第四番」の印が押してあります。
4.恵比寿神の御朱印
京都七福神第5番「恵比寿神」の御朱印です。
中央の鯛の印がとてもかわいらしいですね。
御朱印は境内にある寺務所で頂けます。
人がいらっしゃらない場合は、インターホンを押すと対応してくださいます。
ボタンの位置が一風変わっていますね(笑)
関連リンク
洛陽三十三所観音霊場第3番「護浄院(清荒神)」- 洛陽三十三観音公式HP