アクセス
- 京都市営バス”千本出水”より徒歩約2分
福勝寺はひょうたん寺と呼ばれているお寺!
福勝寺(ふくしょうじ)は、京都市上京区にある真言宗善通寺派のお寺。御本尊は峰薬師と呼ばれている薬師如来を祀ります。洛陽三十三所観音霊場第29番、京都十二薬師霊場第6番の札所となっています。
地元の人々からは「ひょうたん寺」として親しまれ、京の通称寺霊場の一つでもあります。本堂内の参拝は毎月1日・16日のみ可能。
当寺は弘法大師空海が河内国に創建したのが始まりです。
その後、鎌倉時代の正嘉年間に覚済によって京都に移され、1708(宝永5)年に起こった宝永の大火を機に現在地に移りました。
ひょうたん寺と呼ばれるのは豊臣秀吉公が関係しています。
戦国時代、豊臣秀吉公は戦の前に武運を願ってひょうたんを奉納し、戦に勝つとひょうたんで「千成瓢箪(せんなりびょうたん)」の旗印を作ったそうです。また、次々と勝った秀吉公は寺領を寄進したと伝わっています。
これがひょうたん寺と呼ばれる所以で、節分の日には山門が開き、ひょうたんのお守りがこの日限定で授与されます。
当寺は、後陽成天皇(第107代)・後西天皇(第111代)の勅願寺となり発展してきました。
大願成就した後西天皇が御所の紫宸殿にある左近の桜の分木を境内に植えたことから、桜寺とも呼ばれています。
御朱印について
- 御朱印の種類:2種類
- 御朱印の納経料:300円
- 時間:9:00〜17:00
福勝寺では、2種類の御朱印を頂くことが出来ます。
1.洛陽三十三所観音霊場の御朱印
洛陽三十三所観音霊場第29番札所の御朱印です。真ん中には「聖観音」と墨書き。
聖観世音菩薩は本堂脇壇に祀られています。
一つ前の札所:第28番・壬生寺中院(十一面観音菩薩)の御朱印
一つ次の札所:第30番・椿寺 地蔵院(十一面観音菩薩)の御朱印
2.京都十二薬師霊場の御朱印
京都十二薬師霊場第6番札所「峰薬師」の御朱印です。
一つ前の札所:第5番・地福寺(日限薬師)の御朱印
一つ次の札所:第7番・雙林寺(東山薬師)の御朱印
御朱印は福勝寺の寺務所にて頂けます。