こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市左京区の鞍馬にある「貴船神社(きふねじんじゃ)」。
古くから「水神」として信仰されている神社で、四季折々で美しい光景が広がる境内は非常に人気です。
この記事では、貴船神社で頂ける2種類の御朱印と美しい御朱印帳を中心に、歴史や境内の奥宮・結社などについても詳しくご紹介します!
貴船神社の御朱印について
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:9:00〜16:30
貴船神社では、通常2種類の御朱印が授与されています。
①貴船神社 | ②奥宮 |
---|---|
300円 | 300円 |
★代表的★ | 書き置きのみ |
①貴船神社の御朱印
中央に「貴船神社」と書いてある御朱印です。
こちらは御朱印帳に直書きしてもらえます。
- 墨書き
右側:水神
中央:貴船神社 - 朱印
右上:神紋(二葉葵)
中央:貴船神社
左側:貴船菊、日付
一般的な御朱印は、右上に「奉拝」と書いてありますが、こちらは「水神」になっています。
水神(高龗神)を祀っている貴船神社ならではですねー!
右上には神紋「二葉葵」、左下には「貴船菊」の朱印が押してあります。
この主張しない感じの朱印…かわいい…。
貴船神社は、近畿地方の寺社を巡る「神仏霊場巡拝の道」の第104番(京都第24番)札所になっているので、御朱印は専用の御朱印帳に頂きました。
お隣は大原にある古刹「寂光院」です。
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②奥宮の御朱印
貴船神社の「奥宮」の御朱印です。
奥宮については、下の方で紹介していますので、読んでいただければ嬉しいです!
- 墨書き
右側:貴船神社
中央:奥宮 - 朱印
中央:貴船神社奥宮
左側:日付
奥宮の御朱印は「書き置きのみ」の授与です。
御朱印帳への直書きは行われていません。
書き置き御朱印は、御朱印帳にのりで貼るのが一般的ですが、個人的にはフィルムで挟むだけの「御朱印ホルダー」や差し込むタイプの「書き置き御朱印 専用御朱印帳」をオススメしてます!
とっても楽ですよ!
貴船神社のオリジナル御朱印帳とは?
貴船神社のオリジナル御朱印帳がコチラ!
私が訪れたときは、5種類授与されていました。
- 水玉ブラック
- 水玉ピンク
- 水玉ゴールド
- きく
- さくら
水玉ブラックがとても気になったのですが、迷いに迷った結果、今回は「秋季限定」の御朱印帳を頂きてきました!
表紙には、紅葉のイラストがびっしりと配置。
紅葉狩りと御朱印巡りが同時に楽しめそうなデザインですね!
題箋に描かれた灯籠のイラストも可愛らしいです。
せっかくなので、灯籠と一緒に写真を撮ってきました。
より一層美しく見える・・・!
貴船神社の御朱印が頂ける場所と時間
貴船神社の御朱印や御朱印帳は、すべて「本宮にある授与所」で頂けます。
受付時間は「9:00〜16:30」です。
観光客が多い紅葉シーズンなどは、御朱印待ちの列がとても長くなるので注意。
授与所では、京都の老舗かばん屋「一澤信三郎帆布」とコラボした「御朱印帳かばん」も授与されています!
一部の柄は季節によって変化する模様。
気になる方はチェックしてみてくださいね!
貴船神社ってどんな神社?
歴史
貴船神社の歴史は非常に古く、創建は平安遷都以前と伝えられています。
社伝によれば、神武天皇の母・玉依姫が黄船に乗り、淀川から加茂川を北上。
この地に上陸し、祠を建立したのが始まりとされています。
古くは「木生根の神」として、樹の神や山林の神として信仰されていたようですが、平安遷都後は「水神」とされ、治水・祈雨・止雨の信仰を受けるようになりました。
特に朝廷からの崇敬は篤く、日照りや長雨が発生した際は、朝廷から奉幣使の派遣や神馬の奉納が行われいたそうです。
ちなみに、貴船神社は平安中期〜明治まで、北区の世界遺産「上賀茂神社」の末社だったそうですよ〜!
ちょっと意外な関係ですね!
三社詣
貴船神社には、古くから「三社詣」という参拝方法があります。
「本宮(本殿) → 奥宮 → 結社(中宮)」の順番で参拝するもので、正しく参拝したい人にオススメ。
よく本宮だけを参拝して帰る方がいますが、とてももったいないです。
せっかくここまで来たのですから、奥宮と結社も是非参拝してくださいね!
奥宮
本宮から歩くこと約10分。
「神気満ち満つ」奥宮へ。
創建から平安中期まではこの地に本社が建っていたため、「貴船神社始まりの地」とも呼ばれています。
自然豊かで大変神秘的な場所です。
生えている木々も立派。
今回は紅葉シーズンに来ましたが、これはぜひ新緑シーズンにも訪れたいところ。
奥宮の社殿の下には、巨大な「龍穴」があるといわれています。
江戸末期に行われた社殿修理の際、大工さんが誤って龍穴にノミを落としたところ、空が曇って突風が起こり、ノミが空中に吹き上げられたと伝えられています。
ちなみに、東山の祇園にある「八坂神社」の本殿下にも龍穴があると言われていますよ〜!
青龍の御朱印も授与されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
結社(中宮)と縁結び
奥宮から結社へ。
本宮と奥宮の間にあることから「中宮」とも呼ばれ、御祭神は「磐長姫命」を祀っています。
古くから「縁結び」の信仰を集めており、平安時代の歌人・和泉式部は、結社を詣でたことによって夫の愛を取り戻したと言われています。
「縁結び」は男女間の”縁”だけではなく、就職や進学の”縁”も結んでくれるとのこと。
なにか新しい「ご縁」が欲しい方にオススメのお社ですよ!
縁結びの祈願をする際は、「結び文」にお願いごとを書いて、奉納するとご利益があるそうです。
ちなみに、昔は細い草にお願いごとを書いていたそうですよ〜!
なんとも風流な方法ですね。
貴船神社から鞍馬寺へ
貴船神社から鞍馬寺へは、歩いて行くことが出来ます。
西門で拝観料を納め、山道を約1時間ほど歩くと鞍馬寺に着きます。
貴船と鞍馬にある「貴船神社・鞍馬寺・由岐神社」については、こちらの記事にまとめているので、ぜひ見てみてくださいね!
貴船神社へのアクセス
- 京都バス「貴船」から徒歩約5分
- 叡山電鉄鞍馬線「貴船口駅」から徒歩約32分
貴船神社の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 9:00〜16:30 |
主祭神 | 高龗神 |
住所 | 京都市左京区鞍馬貴船町180 |
公式HP | https://kifunejinja.jp/ |