こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
数ある京都のお寺の中で、圧倒的な人気を誇る世界遺産「金閣寺(鹿苑寺)」。
京都御所の北にある「相国寺」の境外塔頭であり、金ピカの金閣(舎利殿)はあまりにも有名です。
この記事では、そんな金閣寺で頂ける2種類の御朱印とオリジナル御朱印帳を中心に、期間限定で授与された特別御朱印や金閣についても詳しく紹介いたします!
金閣寺の御朱印について
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:9:00〜16:30
金閣寺では、通常2種類の御朱印が授与されています。
①舎利殿 | ②石不動尊 |
---|---|
300円 | 300円 |
★代表的★ | 書き置きのみ |
①舎利殿の御朱印
中央に「舎利殿」と書いてある御朱印です。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:舎利殿
左側:金閣寺 - 朱印
右側:世界文化遺産
中央:金閣、鹿苑禅寺
舎利殿は「金閣」の正式名称。
内部に「仏舎利(お釈迦さまの遺骨)」を納めていることから舎利殿と呼ばれています。
左上には、象(?)の中に「金閣」と書いてある朱印が押してあります。
なぜ象なのか気になります・・・!
金閣寺は、近畿地方の寺社を巡る「神仏霊場巡拝の道」の第93番(京都第13番)札所になっています。
こちらは、その専用御朱印帳に頂いた御朱印です。
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②石不動尊の御朱印
中央に「石不動尊」と書いてある御朱印です。
左上には、不動明王を表す梵字「カーン」の朱印が押してあります。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:石不動尊
左側:金閣 不動堂 - 朱印
右側:京都 金閣寺
中央:梵字(カーン)、金閣寺不動堂
石不動尊の御朱印は、書き置きのみの授与になります。
御朱印帳への直書きは行われていません。
秘仏「石不動明王像(石不動尊)」を祀る不動堂は、境内の出口付近に建っています。
石不動明王像は「弘法大師・空海」が作成したと伝えられており、首から上の病、特に「眼病」にご利益があるとされていますよ!
書き置き御朱印は、御朱印帳にのりで貼るのが一般的ですが、個人的にはフィルムで挟むだけの「御朱印ホルダー」や差し込むタイプの「書き置き御朱印 専用御朱印帳」をオススメしてます!
とっても楽ですよ〜♪
金閣寺のオリジナル御朱印帳とは?
金襴生地が使用されている「金閣寺オリジナル御朱印帳」がこちら!
サイズは小判サイズ(縦16cm×横11cm)で、ビニールのカバーに包まれた状態で授与されています。
料金は御朱印代込みで「1900円」。
この柄の御朱印帳は「黒」と「薄い水色」の2色があるのですが、今回はビビッと惹かれた黒の方を頂いてきました。
写真では伝わりにくいのですが、本当にキラキラしていて美しい御朱印帳です。
金ピカの金閣が上手く表現されていますよね〜!
御朱印帳の背面には、金閣の頂点にいる「鳳凰」が大きく配置されています。
なかなか迫力がありますね・・・!
別日に金閣と一緒に撮影してみました。
参拝の思い出になる素晴らしい御朱印帳ですね〜!
金閣寺の「限定御朱印」について
金ピカの限定御朱印
2022年10月3日から「聖観世音」の秋の特別御朱印が授与されました。
数量は5000枚限定で、料金は700円でした。
御朱印の用紙は、金閣寺と同じく金ピカ!!
とってもステキな御朱印となっています!
新春の限定御朱印
2023年1月1日から新春限定の御朱印が授与されました。
元日から1500体限定で、料金は500円でした。
「陸舟(りくしゅう)の松」は、境内の方丈近くにある大きな松で、室町幕府第3代将軍・足利義満が遺愛したという盆栽を移植したもの。
樹齢は600年以上といいます。
注意事項
金閣寺の限定御朱印を頂く際、入り口の受付でもらえる「参拝券(御札)」の提示が必須となっていました。
限定御朱印を頂く予定の方は、参拝券を必ず朱印所までお持ちください。
私は途中で回収ボックスに参拝券を入れてしまったため、御朱印を頂く権利が無くなってしまい、泣く泣く参拝券を払い直して再入場を行いました。
くれぐれもみなさんご注意ください。
金閣寺の御朱印が頂ける場所と時間
御朱印と御朱印帳は、金閣寺出口付近にある「朱印所」でいただけます。
受付時間は「9:00〜16:30」です。
拝観順路にあるので、特に迷うことは無いと思います。
朱印所はあまり大きくないので、混雑時は御朱印待ちの長い行列が発生します。
なお、この場所からの境内の逆走は禁止されているので、御朱印を頂くのは拝観をきっちり楽しんでからにしましょう!
金閣寺ってどんなお寺?
歴史
金閣寺の起源は、室町時代の応永4年(1397)。
第3代将軍・足利義満が西園寺家の山荘を譲り受け、北山殿を造営したのが起こりです。
義満の死後、遺命によって北山殿は禅寺に改められ、作庭家としても知られる僧侶「夢窓疎石」が勧請開山となりました。
寺名の「鹿苑寺」は、義満の法号「鹿苑院殿」にちなんで名付けられたといいます。
室町時代中期に勃発した応仁の乱では、金閣寺は西陣の陣所となり、お堂のほとんどが消失。
現在のお堂の多くは、江戸時代初期頃に再建されたものになります。
金閣(舎利殿)
金ピカに輝く金閣(舎利殿)。
鹿苑寺が「金閣寺」と呼ばれるのは、この金閣があまりにも有名だからです。
金閣は、北山殿造営時の応永5年(1398)に建立されたのが始まり。
建立当初から外壁に金箔が貼られていたようで、室町時代から「金閣」と呼ばれていたそうです。
京都の寺社がことごとく焼失した応仁の乱でも焼けることなく、「国宝」として現代まで現存していましたが・・・。
昭和25年(1950)、放火によって焼失してしまいました。
この放火事件は三島由紀夫氏の小説「金閣寺」の題材になっているので、ご存知の方も多いかもしれません。
現在の金閣は、焼失から5年後の昭和30年に再建されたもので、国宝には指定されていません。
室町時代に建立された金閣を一度見てみたかったです・・・。
ちなみに、金閣寺と対をなす「銀閣寺(慈照寺)」の銀閣(観音殿)は、外壁に銀箔が貼られたことは一度もなく、単純に金閣に対して「銀閣」と呼ばれただけらしいです。
“銀ピカ”では無いですが、銀閣寺もとっても良いお寺なので、ぜひ参拝してみてくださいね!
雪の金閣
通常時の金閣も美しいのですが、雪が降ると更に美しくなります。
一面真っ白な庭園と金ピカの金閣。
なんというか「日本の美」を感じるような、そんな壮大な美しさです。
とっても映えますね〜!
みなさんも京都に雪が降ったら、ぜひ金閣寺へ行ってみてくださいね!
金閣寺周辺の寺社情報
金閣寺の周辺には、京都随一の安産祈願神社として知られる「わら天神宮(敷地神社)」や15個の石が配置されている石庭が有名な世界遺産「龍安寺」などがあります。
ぜひ、記事を参考にして参拝してみてくださいね!
金閣寺へのアクセス
- 京都市営バス「金閣寺道」から徒歩約3分
金閣寺の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の値段 | 300円 |
時間 | 9:00〜16:30 |
宗旨 | 臨済宗相国寺派(相国寺境外塔頭) |
拝観料 | 大人400円 |
住所 | 京都市北区金閣寺町1 |
公式HP | https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/ |