こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市左京区の鞍馬山にある「鞍馬寺(くらまでら)」。
平安遷都前からある古刹で、鞍馬弘教の総本山になっているお寺です。
この記事では、そんな鞍馬寺で頂ける御朱印を中心に、歴史や境内・紅葉の様子などについてもご紹介いたします!
鞍馬寺の御朱印について
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の料金:300円
- 時間:9:00~16:30
鞍馬寺では、通常2種類の御朱印が授与されています。
①尊天 | ②御詠歌 |
---|---|
★代表的★ |
①尊天の御朱印
御本尊「尊天」の御朱印です。
鞍馬寺の代表的な御朱印で、特に指定しない場合はこちらを書いて貰えます。
「千手観世音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊」の総称。
森羅万象あらゆるものの根源とされています。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:尊天
左側:鞍馬寺 - 朱印
右側:神仏霊場
中央:千手観世音菩薩 毘沙門天王 護法魔王尊、雍州路鞍馬寺
尊天は秘仏とされており、60年に1度訪れる「丙寅の年」のみ御開帳されます。
次回は2046年らしいので、生きていたらぜひ見てみたいです!
なお、こちらの御朱印は、近畿地方の寺社を巡る「神仏霊場巡拝の道」の専用御朱印帳に頂いたので、右上の肩印が「神仏霊場」になっています。
通常の御朱印帳には「新西國第十九番」の朱印が押されますので、その点はご注意下さい。
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②御詠歌の御朱印
鞍馬寺の御詠歌の御朱印です。
仏教やお寺の教えを「五・七・五・七・七」の和歌にしたもの。
基本的に「奉拝」「日付」の書き入れは無い。
- 墨書き
中央:くらま山 むらだつ杉の 木の間より もるるや法の あかき灯 - 朱印
右側:新西國第十九番
中央:千手観世音菩薩 毘沙門天王 護法魔王尊
左側:雍州路鞍馬寺
新西国三十三箇所第19番の御詠歌
「くらま山 むらだつ杉の 木の間より もるるや法の あかき灯」
とってもステキな御詠歌ですね!!
私が京都府内で頂いた「御詠歌の御朱印」は、コチラの記事にまとめています!
色々なお寺の御詠歌を見たい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
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鞍馬寺の御朱印が頂ける場所
鞍馬寺の御朱印は、本殿の中にある朱印所で頂けます。
時間は「9:00~16:30」です。
紅葉シーズンなど、参拝者が多い時は外に長い行列が出来ます。
写真を撮った時は空いていましたが、私が御朱印を頂いた時は約20分ほど待ちました。
鞍馬寺の境内にある「由岐神社」の御朱印については、こちらの記事にまとめているので参考にしてみてくださいね!
鞍馬寺ってどんなお寺?
歴史
鞍馬寺の起こりは、奈良時代の宝亀元年(770)。
鑑真の弟子・鑑禎が霊夢を感じ、毘沙門天を安置する草庵を建立したのが始まりと伝えられています。
平安遷都後の延暦15年(796)には、第50代・桓武天皇の勅命によって、藤原伊勢人が伽藍を造営。
観音菩薩が安置され、北方鎮護の道場とされました。
創建当初は法相宗のお寺でしたが、真言宗・天台宗と改宗が繰り返され、昭和22年(1947)についに独立。
現在は「鞍馬弘教」という新宗教教団の総本山となっています。
境内と紅葉の様子
浄域とされている鞍馬寺の境内。
自然に感謝しながら、仁王門をくぐります。
紅葉のトンネルをくぐりながら、鞍馬山をグイグイ登っていきます。
鞍馬山はとっても自然豊か。
ちょっとしたハイキングみたいで結構楽しいです。
参道の途中にある鞍馬寺の鎮守社「由岐神社」を参拝し、さらに進んでいきます。
またまた紅葉のトンネルが登場!!
脇にある灯籠もステキですね〜!
美しい・・・!!
そんな感じで登っていると本殿(金道)に到着。
本殿前にある六角形の部分は「星曼荼羅」というらしく、ここに立つとパワーが得られるんだとか。
写真撮影スポットでもあるので、みなさんも記念に1枚撮ってみてくださいね〜!
鞍馬寺から貴船神社へ
鞍馬寺から貴船神社までは参道が作られており、歩いて貴船神社に向かうことが可能です。
ただ、普通に山道なので天気の悪い日はオススメしません。
約1時間ほどの参道には、奥の院魔王殿や僧正谷不動堂など様々なお堂が建っています。
貴船と鞍馬にある「貴船神社・鞍馬寺・由岐神社」については、こちらの記事にまとめているので、ぜひ見てみてくださいね!
鞍馬寺へのアクセス
- 京都バス「鞍馬」から徒歩約1分
- 叡山電鉄鞍馬線「鞍馬駅」から徒歩約2分
鞍馬寺の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の値段 | 300円 |
御朱印の時間 | 9:00~16:30 |
御朱印の場所 | 本堂内の授与所 |
宗旨 | 鞍馬弘教(総本山) |
拝観料 (愛山費) | 300円 |
御本尊 | 尊天 |
住所 | 京都市左京区鞍馬本町1074 |
公式HP | https://www.kuramadera.or.jp/ |