こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
東山区の高台寺と隣接している「霊山観音(りょうぜんかんのん)」。
京都の市街地を穏やかに見守っている観音さまは、とっても迫力があります!
この記事では、そんな霊山観音で頂ける御朱印を中心に、歴史や観音さまの写真をしっかりご紹介したいと思います!
霊山観音の御朱印について
- 御朱印の種類:通常1種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:8:40〜16:20
霊山観音では、通常1種類の御朱印が授与されています。
妙知力の御朱印
中央に「妙知力」と墨書きされた御朱印です。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:妙知力
左側:霊山観音 - 朱印
右側:十一面八臂観世音菩薩
中央:梵字(キリーク)
左側:霊山観音
挟み紙の説明書きによれば、妙知力は観音経の一節の言葉で、「苦悩から救う観音様の慈悲のエネルギー」を表しているそうです。
ステキな言葉ですね!
右上の朱印は「十一面八臂観世音菩薩」と書いてあるようです。
「八臂」の解読になかなか時間がかかりました・・・。
御朱印が頂ける場所
御朱印は、本堂内の授与所にて頂けました。
預かり式だったので、先に御朱印帳を預けてから境内を散策するのが良いかもしれません。
霊山観音ってどんなお寺(教会)?
歴史
霊山観音の起こりは、昭和30年(1955)。
帝産グループ(バス・タクシー事業者)の創業者・石川博資氏により、第二次世界大戦の戦没者追悼のために創立されました。
古刹が建ち並ぶ京都の中では、まだまだ新しいお寺ですね。
なお、真言宗や浄土宗のような仏教の宗派に属していない「超宗派の教会」となっており、厳密に言えば「お寺」では無い模様。
境内には数多くの供養塔や供養碑が建てられており、各種供養のための施設という雰囲気でした。
霊山観音について
入り口で拝観料を納めると、火のついたお線香が頂けました。
知らなかったのでちょっとビックリ。
本堂前の香炉にお線香を立てて、参拝の開始です。
一番の見どころである霊山観音は、コンクリート製になっており、高さは24mもあります。
遠くから見ても大きいのですが、近づいてみると更に大きく感あります。
圧倒的存在感ですね。
霊山観音は白衣姿をしており、まるでマリア像のような出で立ち。
宗派を超えた「追悼のための像」という雰囲気を感じます。
後光がさしているようでステキ・・・!
霊山観音は「胎内めぐり」ができるようになっており、誰でも中に入れます。
内部には、十二支守り本尊8体のほか、大黒天や弁財天が安置。
なかなか見応えのある仏像でした!
ちなみに、胎内めぐりの出口から南西の方角を向くと、八坂の塔(法観寺)と京都タワーが並んでいる光景が見られますよ!
霊山観音へのアクセス
- 京都市営バス「東山安井」から徒歩約7分
霊山観音の基本情報
御朱印の種類 | 通常4種類 |
御朱印の値段 | 300円 |
時間 | 8:40〜16:20 |
宗旨 | 単立(超宗派) |
御本尊 | 十一面観音 |
拝観料 | 大人300円 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526-2 |
公式HP | http://www.ryozen-kwannon.jp/ |