アクセス
- 京都市営バス”南禅寺・永観堂前”より徒歩約5分
- 京都市営バス”東天王町”より徒歩約6分
熊野若王子は京都三熊野の一つ!
熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)は左京区若王子町に鎮座している神社で、京都三熊野の一つ(他は熊野神社と新熊野神社)。熊野三山のうち那智大社に相当する神社。ちなみに熊野神社は速玉大社、新熊野神社は熊野本宮大社に相当。
御祭神は国常立神、伊佐那岐神、伊佐那美神、天照皇大神を祀り、社名の「若王子」は天照大神の別称「若一王子」から来ています。
毎年元旦から2月15日まで行われる京都十六社朱印めぐりの一つで、十六社の中で一番東にあります。

1160(平治2)年、後白河上皇が紀州の熊野三所権現を勧請し、永観堂の守護神として創建したのが当社の始まりといわれています。
鎌倉時代には足利尊氏などの武家から寄進を受けますが、応仁の乱により荒廃してしまいます。

その後、安土桃山時代に若王寺の僧正が豊臣秀吉の寄進により再興。
江戸時代に聖護院門跡の院家となりますが、明治初期の神仏分離により聖護院から分離しました。
春には桜が咲き乱れ、多くの参詣者が訪れるそう。4月の第一日曜日には桜花祭典が行われます。

御朱印について
- 社務所の時間:8:30〜17:00
- 御朱印の種類:1種類
- 御朱印の初穂料:300円
熊野若王子神社では1種類の御朱印が拝受できます。
真ん中には「京洛東那智」と墨書き、左上にはカラスの印。
京洛東は「京都の東」。那智は那智大社の那智です。

御朱印は境内にある授与所にて頂けます。
私が訪れた時は子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
