こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市北区の金閣寺近くにある「わら天神宮」。
正式名称は「敷地神社」といい、古くから安産祈願の信仰を集めています。
この記事では、わら天神宮で頂ける御朱印を中心に、歴史や安産祈願の信仰などについてもご紹介いたします。
わら天神宮の御朱印
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の初穂料:300円
- 時間:8:30〜17:00
1.わら天神宮の御朱印
真ん中に「わら天神宮」と墨書きされた御朱印です。
とてもしなやかな「わ」の字が特徴的。
- 墨書き
右側:奉拝
中央:わら天神宮
左側:日付 - 朱印
中央:わら天神宮 敷地神社
2.摂社・六勝神社の御朱印
本殿の向かって右側にある摂社「六勝神社(六勝稲荷神社)」の御朱印です。
六角形の朱印がカッコいいですね!
- 墨書き
右側:奉拝
中央:六勝神社
左側:日付 - 朱印
中央:六勝神社
授与所
御朱印は境内にある授与所にて頂けます。
時間は「8:30〜17:00」。
「安産祈願で有名な京都の神社」は、コチラの記事にまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください!
わら天神宮ってどんな神社?
歴史
わら天神宮の起源は古くより葛野郡衣笠村に祀られていた「北山の神」で、天神地祇などと呼ばれ信仰を集めていました。
天長8年(831)、この地に氷室が設けられ、夫役の人々が加賀国から移住。
彼らが崇敬していた菅生石部神の分霊を勧請し、北山の神の西側に祀ったといいます。
この時、御祭神は菅生石部神の母である木花開耶姫命と定めました。
1397(応永4)年、足利義満による西園寺北山殿(鹿苑寺)造営に伴い、参拝が不便になったため、現在地に移転。
この時、北山の神と木花開耶姫命は合祀され、社名を「天神宮」と称しました。
一説によると、北山殿の鎮守神としてこの地に移したともいわれています。
「わら」の安産祈願信仰
わら天神宮は昔から「安産の神」として信仰されており、授与所で授けられる護符に入ってるのは「わら」。
この護符に入ってるわらに、節があれば男の子、節がなければ女の子が生まれると伝えられています。
この「わら」信仰から、敷地神社は「わら天神宮」と呼ばれるようになりました。
本殿前には「お陰様で安産出来ました」などのお礼の言葉が書かれた沢山の前掛けがくくりつけられています。
安産守
わら天神宮では、安産御守や産衣などがセットになった「安産祈願一式」などが授与されています。
上で紹介した護符(安産御守)は、初穂料1,000円となっています。
摂社・六勝稲荷神社
本殿向かって右側には、倉稲魂命など五柱を祀る摂社・六勝稲荷神社があります。
一般的に六勝神社と呼ばれていますが、正式名は六勝稲荷神社。
こちらは試験合格の神として知られ、入試・資格試験合格などのご利益があります。
わら天神宮へのアクセス
- 京都市営バス”わら天神”より徒歩すぐ
わら天神宮の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 8:30〜17:00 |
御祭神 | 木花開耶姫命 |
札所等 | 京都十六社朱印めぐり、西大路七福社ご利益めぐり |
住所 | 京都市北区衣笠天神森町10 |
公式HP | http://waratenjinguu.com |