こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都の国民公園である「京都御苑」の中には、三つの神社が鎮座しています。
その中の一つである「厳島神社」は、九条池の中島に鎮座し、「池の弁天さん」と呼ばれ親しまれている神社です。
この厳島神社の御朱印と歴史、見どころについてご紹介していきます。
厳島神社の御朱印について
厳島神社では、1種類の御朱印をいただくことが出来ます。
「京都御苑」の墨書きや弁財天の琵琶のスタンプが特徴的です!
社務所が開くのは月2回
社務所は基本的に、毎月1日と15日の月2度しか開きません。
これ以外の日に訪れても人はおらず、御朱印をいただくことは出来ません。
上記の2日以外は、厳島神社から徒歩数分のところにある「菅原院天満宮」でいただくことが出来ます。
京都御苑内の他の二社「宗像神社」「白雲神社」でも御朱印が頂けるので、ぜひこちらも参拝してみてくださいね。
厳島神社はどんな神社?
厳島神社の御祭神
厳島神社は宗像三女神を主祭神に、平清盛の母である「祇園女御」を合祀しています。
古くから家業繁栄や家内安全の守護神として信仰を集めています。
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市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
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田心姫命(たごりひめのみこと)
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湍津姫命(たぎつひめのみこと)
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祇園女御(ぎおんにょうご)
厳島神社の歴史
社伝などによると、平清盛公が母・祇園女御のために摂津国兵庫津の築島(経が島)に社殿を建て、安芸の厳島神社を勧請したのが始まりです。後に、祇園女御が合祀されました。
現在地に移された時期は不明ですが、五摂家の一つの公家・九条家の邸内に取り込まれ、九条家の鎮守社となりました。
明治になり、九条家は東京に移住しましたが、厳島神社はそのまま残されました。
昭和初期に一度改築を行い、現在に至ります。
京都三珍鳥居の一つの鳥居
厳島神社の社伝前には、ちょっと変わった鳥居があります。
この石造の鳥居は、平清盛公が築島に建てたものと伝わっており、「唐破風鳥居」と呼ばれています。木島神社の三柱鳥居、北野天満宮の伴氏社の鳥居と並び、京都三珍鳥居の一つに数えられています。
二本の柱の上に載っている島木と笠木と呼ばれる部分が唐破風形式となっていることから、「唐破風鳥居」の名前が付き、現在ではあまり見られない様式の鳥居です。
昭和13年(1938)に重要美術品として認定されました。
九条池
厳島神社の周りには「九条池」という大きな池があります。
アオサギやカワウ、亀など様々な種類の生き物を観察でき、とても落ち着けます。
基本情報
御朱印の種類 | 1種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
社務所が開く日 | 毎月1日、15日 |
時間 | 8:00〜16:00 |
御祭神 | 宗像三女神・祇園女御 |
住所 | 京都市上京区京都御苑6 |
公式HP | http://sugawarain.jp/about/concurrent/ |
アクセス
- 京都市営地下鉄烏丸線”丸太町駅”より徒歩約4分
- 京都市営バス”烏丸丸太町”より徒歩約4分