北区

椿寺(地蔵院)の御朱印 – 散り椿シーズン限定御朱印も!

こんにちは、nobo@kyoto_gosyuin)です。

京都市北区にある浄土宗の地蔵院。
椿寺の愛称で親しまれているこのお寺は、3月中旬ごろから見頃を迎える「散り椿」が有名で、開花しているシーズン限定の御朱印もあります。

この記事では、椿寺の御朱印や歴史、散り椿の魅力などについてご紹介します。

椿寺(地蔵院)の山門

椿寺(地蔵院)の御朱印について

椿寺では、通常3種類の御朱印がいただけます。
また、散り椿のシーズンには、期間限定で「散椿」の御朱印がいただけます。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]朱印料は全て300円。

御本尊・阿弥陀如来の御朱印

本堂に祀られている御本尊の阿弥陀如来の御朱印です。
右上に「椿寺」の印、中央の大きな「五劫思惟ごこうしゆい」の墨書きが特徴的です。

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阿弥陀仏が四十八願をたてる以前に、その誓いについて五劫もの長い間考え続けたこと。

出典:コトバンク

椿寺(地蔵院)の阿弥陀如来の御朱印

聖観世音菩薩の御朱印

観音堂に祀られている聖観世音菩薩せいかんぜおんぼさつの御朱印です。
この聖観世音菩薩は、洛陽三十三所観音霊場の第30番札所になっています。

中央に観音菩薩が安置されてる建物を意味する「大悲殿」の墨書き。

椿寺(地蔵院)の聖観世音菩薩の御朱印

一つ前の札所:第29番・福勝寺の御朱印情報

福勝寺の御朱印情報
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鍬形地蔵の御朱印

地蔵堂に祀られている鍬形地蔵の御朱印です。
この鍬形地蔵は、洛陽四十八願所地蔵めぐりの第12番札所になっています。

中央にお地蔵さんの印が押してありますね。

椿寺(地蔵院)の鍬形地蔵の御朱印

散椿の御朱印

散り椿のシーズン限定でいただける「散椿」の御朱印です。
詳しい期間はわかりませんが、3月中旬から4月初旬に訪れればいただけると思います。

椿寺(地蔵院)の散椿の御朱印

ぜひ御朱印を頂いて、散り椿をバックに記念撮影をしてみてくださいね。

椿寺(地蔵院)の散椿の御朱印と散り椿

納経所

御朱印は境内の寺務所内で頂けます。
時間は9:00〜16:00です。

椿寺(地蔵院)の寺務所

椿の刺繍が入った素敵なお守りも授与されています。
右から阿弥陀さま、お地蔵さま、観音さま。料金は500円です。

椿寺(地蔵院)のお守り



椿寺ってどんなお寺?

歴史

寺伝などによると、神亀3年(726)、第45代・聖武天皇の勅願により、行基が摂津国の昆陽池のほとりに建立したのが椿寺の始まりです。

平安時代、衣笠山の麓に移さますが、明徳2年(1391)の内野の合戦(明徳の乱)により全焼。
その後、足利義満によって金閣寺建立の余った材料で再建され、仮堂に地蔵菩薩が安置されました。

天正17年(1589)、豊臣秀吉公の命により、現在地に移され今に至ります。

椿寺(地蔵院)の本堂

御本尊と本堂

御本尊は東大寺の俊重坊重源が招来し、善導大師作と伝わる木造坐像の「阿弥陀如来」を祀っています。

通常、本堂は戸が閉められているので、外から拝むことしか出来ません。
毎年1月1日から3日までの三が日のみ御開帳が行われます。

椿寺(地蔵院)の本堂

五色八重散椿

椿寺と呼ばれる所以は、こちらの「五色八重散椿」。

もともとは文禄の役の際に加藤清正が朝鮮の蔚山城から持ち帰ったもの。
その後、清正は豊臣秀吉に献上し、北野天満宮で行われた大茶会の時に秀吉が当寺に寄進しました。

椿寺(地蔵院)の散り椿

残念ながら初代椿は枯死してしまいましたが、現在は樹齢約120年の二世椿が花を咲かせています。
見頃は3月上旬から4月初旬。お寺の方によると、毎年少しづつ開花時期が早まっているそうです。

椿寺(地蔵院)の散り椿

俳人・正岡子規が「椿寺の椿の花は散りてこそ」と詠んだように、花弁が一枚ずつ散っていく姿はとても美しいです。

椿寺(地蔵院)の散り椿

濃い色から薄い色まで様々なピンク色の椿が咲いており、見ていてとても楽しかったです。

椿寺(地蔵院)の散り椿

4月上旬頃には立派な枝垂れ桜も咲くようです。

椿寺(地蔵院)の桜の木


十一面観音菩薩

観音堂には洛陽三十三所観音霊場第30番札所であり、慈覚大師・円仁作と伝わる「十一面観音菩薩立像」が祀られています。

正月三が日・春と秋の彼岸中・8月23〜24日の年4回御開帳が行われます。

椿寺(地蔵院)の観音堂観音堂

お堂の脇には「びんづるさん」が安置されていました。
いわゆる撫で仏で、自分の患っている場所と同じ部分を撫でると、病気が治るといわれています。

椿寺(地蔵院)のびんづるさん

鍬形地蔵

地蔵堂に祀られている地蔵尊は、開祖である行基の自作と伝わり、もともとは椿寺の御本尊でした。

椿寺(地蔵院)の地蔵堂

この地蔵尊にはある逸話が残っており、一般的に「鍬形地蔵」と呼ばれています。

椿寺がある場所は、その昔、大将軍村という田んぼに囲まれた村だった。
ある夏、日照りが続き水不足になった際、木納屋の庄兵衛という百姓は、自らの田んぼばかりに水を入れ、他の村人たちは困り果てていた。

ある日、庄兵衛の前に見慣れるお坊さんが現れた。
お坊さんが自分勝手な行いを止めるように諭したところ、庄兵衛は激怒し、持っていた鍬でお坊さんの顔を殴りつけた。
お坊さんは額から血を流しながら無言で立ち去った。

不思議に思った庄兵衛がお坊さんの後をつけていくと、お坊さんは椿寺の地蔵堂に入っていった。
庄兵衛が堂内を覗いてみると、お坊さんの姿はなく、そこには額から血を流している地蔵尊がいた。

庄兵衛は「あのお坊さんは地蔵尊の化現であったのか」と慚愧の念にかられ、以後、改心して他の村人たちと仲良くしたという。

なかなか凄い話ですよね・・・。
ちなみに、隙間から鍬形地蔵を覗いてみましたが、残念ながら鍬の形は見えませんでした。

椿寺(地蔵院)の地蔵堂

鍬形地蔵尊は安産守護の信仰を集めており、堂前にはたくさんの前掛けが奉納されています。

椿寺(地蔵院)の地蔵堂

基本情報まとめ

御朱印の種類通常3種類
御朱印の朱印料300円
時間9:00〜16:00
拝観料無料
御本尊阿弥陀如来
札所洛陽三十三所観音霊場第29番、洛陽四十八願所地蔵めぐり第12番
宗旨浄土宗
山号昆陽山
住所京都市北区大将軍川端町2
公式HPhttps://jizouin.exblog.jp

アクセス

  • 京都市営バス”北野白梅町”より徒歩約3分
  • 嵐電北野線”北野白梅町駅”より徒歩約3分

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nobo
休日に自転車で京都を走り回り、御朱印を拝受しています。 御朱印を初めて頂いたのは2017年4月で、御朱印きっかけで神社仏閣によく行くようになりました。