基本情報
住所:京都府京都市中京区中京区壬生梛ノ宮町31
時間:9:00〜17:00
拝観料:無料
御本尊:延命地蔵菩薩
御朱印の納経料:300円
御朱印の種類:3種類
札所:洛陽三十三所観音霊場第28番、京都十二薬師霊場第4番
壬生寺の御朱印について
壬生寺では、通常3種類の御朱印が頂けます。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]朱印料は全て300円。通常の御朱印
地蔵尊の御朱印
壬生寺の御本尊である「延命地蔵菩薩」の御朱印です。
中央に大きく「地蔵尊」の墨書き、右下には「壬生寺」の印押してあります。

中院の御朱印
洛陽三十三所観音霊場第28番札所に指定されている十一面観音菩薩を祀る「中院」の御朱印です。
中央に観音菩薩が安置されてる建物を意味する「大悲殿」の墨書き、右上には「洛陽二十八番」左下に「壬生寺中院」の印が押してあります。

1つ前の札所:洛陽三十三所観音霊場第27番「因幡堂(平等寺)」の御朱印情報

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歯薬師如来の御朱印
京都十二薬師霊場第4番札所に指定されている「歯薬師如来」の御朱印です。
中央に「歯薬師」の墨書き、右上に「京都十二薬師霊場第四番札所」左下に「壬生寺」の印が押してあります。


1つ前の札所:京都十二薬師霊場第3番札所「水薬師寺」の御朱印情報



1つ次の札所:京都十二薬師霊場第5番札所「地福寺」の御朱印情報



朱印所
朱印所は本堂右手にある寺務所内でいただけます。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]時間は9:00〜17:00。

壬生寺の限定御朱印
今まで筆者が頂いた3種類の限定御朱印についてご紹介します。
一夜天神の御朱印
2017年10月7日〜22日、京都では「京都麦わら道中記」が行われ、壬生寺はその会場の一つとなりました。
期間中、一夜天神堂が御開帳となり、限定御朱印が授与されました。
朱印料は300円。


壬生狂言公開時の御朱印
重要無形文化財に指定されている「壬生狂言」の公開時限定で頂ける御朱印です。
- 節分の公開(節分の日前日と節分の日の2日間)
- 春の大念仏(4月29日〜5月5日)
- 秋の特別公開(10月の連休の3日間)
朱印料は300円。中央には「厄除」「山王大権現(猿面)」の印が押してあります。


治世誠剣の御朱印
「壬生寺縁起絵巻」公開時限定の「治世誠剣」の御朱印です。朱印料は300円。
御朱印には、壬生寺縁起絵巻・二太刀の図の一部が描かれています。
左側のお坊さんらしき人が持っているのが「治世」と「誠剣」という剣だと思われます。


壬生寺ってどんなお寺?
歴史と御本尊
壬生寺は正暦2年(991)、園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建されました。
昭和37年(1962)に本堂が全焼し、御本尊の地蔵菩薩像多くの仏像などが焼失してしまいます。
その後、本堂は再建され、1970年(昭和45年)に律宗の総本山である唐招提寺から重要文化財の延命地蔵菩薩立像が移され、落慶法要が行われました。


中院
中院は壬生寺の塔頭です。


幕末に活躍した新撰組の本拠地が壬生寺の近くにある八木家であり、新撰組は壬生寺で武芸や大砲の訓練を行っていました。
また、壬生寺の境内には壬生塚と呼ばれる新撰組の隊士たちのお墓などがあります。新撰組グッズなども多く取り扱っており、新撰組ファンにはたまらないお寺です。
正門をくぐりすぐ右にあるこちらは一夜天神堂。一夜天神堂という名前は菅原道真(天神)が流罪になった際にこの壬生の地で一夜を明かしたことから来ているそうです。学業成就のご利益があるとされています。
このきれいな建物は阿弥陀堂です。2002年(平成14年)に再建され、阿弥陀如来三尊像が安置されています。阿弥陀堂に受付があり、そこで参拝料(大人200円、小中高校生100円)を払うことで壬生塚及び、壬生寺歴史資料室を見学することが出来ます。
壬生寺歴史資料室は撮影禁止です。また、壬生塚内の撮影はOKですがTwitter等のネットに上げるのは、出来ればやめていただきたいとのことです。〜壬生寺の方より〜


六角形のこちらは水掛地蔵堂です。中にある水掛地蔵に水を掛け祈ると一つの願いが叶うと言われています。
本堂です。本尊である地蔵菩薩立像等が安置されています。
本堂の左側には千体仏塔があります。1988年(平成元年)に建立され、置いてある仏像は京都市の区画整理の際に出てきた阿弥陀如来像や地蔵菩薩像などを集めて来たそうです。
この大きな建物は壬生寺会館です。一階は壬生寺保育園になっています。壬生狂言公演の際はここに行列が出来るそうです。
アクセス
- 阪急電鉄京都本線”大宮駅”より徒歩約9分
- JR山陰本線”丹波口駅”より徒歩約11分
- 京都市営バス”壬生寺道”より徒歩約5分