こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市上京区の烏丸今出川にある「大聖寺(だいしょうじ)」は、かつて、この地にあった足利家の邸宅「花の御所」ゆかりの尼寺です。
この記事では、「御寺御所」とも呼ばれる大聖寺で頂ける御朱印を中心に、歴史や美しい庭園についてもご紹介いたします。
大聖寺の御朱印について
- 御朱印の種類:1種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 霊場:神仏霊場巡拝の道第98番(京都18番)
- 時間:9:00〜16:30頃
釈迦如来の御朱印
大聖寺では、コチラの「釈迦如来」の御朱印がいただけます。
大聖寺の別称である「御寺御所」の印が特徴的ですね。
私は、神仏霊場巡拝の道の専用御朱印帳に頂きましたが、右上の「神仏霊場」の印はありませんでした。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:釈迦如来
左側:岳松山 大聖寺門跡 - 朱印
右側:御寺御所
中央:菊紋、岳松山大聖寺
左側:大聖寺門跡
霊場案内
1つ前の霊場:宝鏡寺の御朱印情報
1つ次の霊場:相国寺の御朱印情報
御朱印が頂ける場所
御朱印は、大聖寺の寺務所でいただけます。
境内一番奥にある扉を開けて建物内に入り、右側に設置してあるインターホンを押すと対応してくださいます。
御朱印を書いていただいた尼さんがとても親切で嬉しかったです。
周辺の御朱印情報
大聖寺の周辺には、上でも紹介してる臨済宗相国寺派大本山の相国寺や人形の寺として有名な宝鏡寺などがあります。
また、大聖寺の南にある京都御苑内にある3つの神社でも御朱印がいただけますので、記事を参考にしてぜひ参拝してみてくださいね!
大聖寺ってどんなお寺?
歴史
大聖寺の起こりは南北朝時代。
北朝第4代・後光厳天皇の妃であった無相定円禅尼は、姪の玉巌悟心尼と共に金潭素城の下で臨済禅を学びました。
定円尼が亡くなると、足利義満は定円尼の遺言に従い、室町御所内の松岡殿を尼寺に改め、大聖寺と命名。
左京区岩倉の長谷、上京区の毘沙門町と移転を繰り返した後、寛文13年・延宝元年(1673)に焼失。
その後、もともと聖護院があった現在地に再興されました。
本堂と庭園
大聖寺の庭園は、元禄10年(1697)に第109代・明正天皇の河原の御殿から材料を移して作庭されたもので、京都市指定名勝に指定されてます。
本堂及び庭園は通常非公開なので拝観することは出来ませんが、京の冬の旅にて特別公開される場合があります。
次はいつ公開されるかわかりませんが、とても素晴らしい庭園らしいので、公開されたら見に行ってみたいと思います!
大聖寺へのアクセス
- 京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩約2分
- 京都市営バス「烏丸今出川」から徒歩約3分
大聖寺の基本情報
御朱印の種類 | 1種類 |
御朱印の朱印料 | 300円 |
時間 | 9:00〜16:30 |
御本尊 | 釈迦如来 |
宗旨 | 臨済宗系単立 |
住所 | 京都市上京区御所八幡町109 |
公式HP | なし |