こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市上京区の寺町通にある「阿弥陀寺(あみだじ)」。
なんとこのお寺には、かの有名な「織田信長」のお墓があるんです!!!
信長好き・歴史好きにオススメしたい阿弥陀寺で頂ける2種類の御朱印を中心に、歴史や信長らのお墓、毎年6月2日(本能寺の変の日)に行われる信長忌についてもご紹介いたします!
阿弥陀寺(京都)の御朱印について
- 御朱印の種類:通常2種類
- 御朱印の朱印料:500円
- 時間:9:00〜16:00
阿弥陀寺では、通常、「阿弥陀如来」「信長公本廟」の2種類の御朱印が授与されています。
なお、朱印料は「500円」になります。
限定仕様の御朱印!
阿弥陀寺では、本能寺の変が起こった日である毎年「6月2日」に「信長忌」が行われます。
通常、御朱印の右下には、日付が墨書きされますが、信長忌に授与される御朱印は「六月二日信長忌」のスタンプに変更されます。
年に1度しか頂けない限定仕様の御朱印…。ステキです…!
ここから下は、信長忌に頂いた「限定仕様の御朱印」をご紹介いたします。
阿弥陀如来の御朱印
阿弥陀寺の御本尊である「阿弥陀如来」の御朱印です。
中央に押してある朱印のインパクトがすごいです。
「蓮の台(阿弥陀寺の山号は蓮台寺)」の上に、阿弥陀如来を表す梵字「キリーク」ですね。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:阿弥陀如来
左側:あみだ寺 - 朱印
右側:洛陽四拾八願所第拾六番札所
中央:阿弥陀如来の梵字(キリーク)
左側:蓮台山印
阿弥陀寺は「洛陽四十八願所」という霊場の第16番札所になっているようですが、調べてもよくわかりませんでした。
現在はほとんど行われていない霊場巡りのようです。
信長公本廟の御朱印
境内奥の墓地にある「織田信長公の本廟(墓)」の御朱印です。
墨書きも朱印もカッコよすぎます!!!
なお、信長公の本廟については、下の方で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。
- 墨書き
右側:奉拝、日付
中央:信長公本廟
左側:阿弥陀寺 - 朱印
右側:総見院
中央:五瓜、織田信長公本廟 京 寺町 阿弥陀寺
左側:蓮台山阿弥陀寺印
中央の朱印は、織田家の家紋にも使われている「五瓜(ごか)」の中に、「織田信長公本廟」と書いてあります。
こだわりを感じる朱印ですね。
右側の「捴見院」とは、阿弥陀寺の院号のことで、信長公の法名でもあります。
2021年の信長忌の御朱印は書き置きのみ
私は2021年6月2日に行われた信長忌で御朱印を頂いたのですが、新型コロナ感染予防対策により、書き置きのみの授与でした。
御朱印帳に頂きたかったので少し残念でしたが、頂けるだけで嬉しかったです。
御朱印の保管には、「御朱印ホルダー」や書き置き御朱印専用御朱印帳などがオススメですよ!
御朱印が頂ける場所
御朱印は境内にある本坊内で頂けます。
時間は「9:00〜16:00」。
ちなみに、信長忌の際は、外に御朱印所が設置されます。
阿弥陀寺(京都)ってどんなお寺?
歴史
阿弥陀寺の起こりは、室町時代の天文年間(1532〜55)。
生誉清玉が、近江国(滋賀県)の坂本に創建したのが始まりと伝えられています。
その後、阿弥陀寺は第106代・正親町天皇や織田信長など、数多くの武将からの帰依を受け、京都へ移転。
元亀元年(1570)には、今出川大宮付近に塔頭を13ヶ所も構える大伽藍が整えられました。
現在地に移されたのは、天正13年(1585)。
豊臣秀吉の都市改造計画によるもので、境内は大幅に縮小され現在に至っています。
織田信長の本廟所
阿弥陀寺の一番の見どころといえば「織田信長の廟(墓)」です。
信長の墓は、境内奥の墓地の一角に築かれています。
案内板があるので迷うことは無いと思います。
伝えによれば、天正10年(1582)の本能寺の変の後、信長と親交があった開山・生誉清玉は、僧侶を引き連れて焼失した本能寺へ。
信長らの遺骨を荼毘に付して持ち帰り、墓を建てて埋葬したといわれています。
右側が信長、左が信忠(信長の嫡男)のお墓になります。
お墓には、信長の戒名「総見院殿贈大相国一品泰巌大居士」の塔婆がズラリ。
信長・信忠のお墓の周りには、森蘭丸などの家臣のお墓も築かれています。
織田信長・信忠・討死衆墓所の石碑もありました。
塀の瓦を見てみると、織田家の家紋「織田木瓜」が。
こだわりを感じる作りとなっています。
阿弥陀寺の訪れた際は、マナーを守りながら墓地も見てくださいね!
ちなみに、信長のお墓は大徳寺塔頭「総見院」にもあります。
秀吉が信長の菩提寺として建立したお寺ですので、ぜひ機会があれば拝観してみてください!
信長忌
本能寺の変が起こった6月2日には、「信長忌」が行われます。
通常非公開の本堂が開かれ、信長・信忠の木像などが公開されます。
※拝観料:1,000円
2021年6月2日は平日でしたが、たまたまお休みだったので参拝出来ました。
コロナ禍でしたが参拝者で賑わっており、信長の人気っぷりが伺えました。
都合が合う方は、ぜひ信長忌に参拝されてみてはいかがでしょうか。
阿弥陀寺周辺の御朱印情報
阿弥陀寺の周辺には、臨済宗相国寺派の大本山である「相国寺」や額縁門で有名な「天寧寺」、世界遺産に登録されている「下鴨神社」などがあります。
ぜひ、御朱印情報をチェックしてみてくださいね!
阿弥陀寺(京都)へのアクセス
- 京都市営バス「出雲路神楽町」から徒歩約4分
阿弥陀寺(京都)の基本情報
御朱印の種類 | 通常2種類 |
御朱印の料金 | 500円 |
時間 | 9:00〜16:00 |
御本尊 | 阿弥陀如来 |
宗旨 | 浄土宗 |
山号 | 蓮台山 |
住所 | 京都府京都市上京区鶴山町14 |
公式HP | なし |