こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
京都市北区の大徳寺塔頭「興臨院(こうりんいん)」。
通常は非公開となっており、春と秋に特別公開が行われるお寺です。
この記事では、そんな興臨院で頂いた御朱印を中心に、歴史や紅葉の様子などについてご紹介します!
興臨院の御朱印について
釋迦牟尼仏の御朱印
興臨院の御本尊「釋迦牟尼仏(釈迦如来)」の御朱印です。
- 墨書き
右側:日付
中央:釈迦牟尼仏
左側:興臨院 - 朱印
中央:三宝印、興臨禅院
左側:大徳寺塔頭 - スタンプ
右側:令和
御朱印は書き置きのみ授与でした。
大徳寺塔頭の特別公開は、ほとんどが書き置きだけのようです。
右上には、桐紋の中に「令和」と書いてあるスタンプが押してありました。
ちょっとかわいい感じですね。
書き置き御朱印は、御朱印帳にのりで貼るのが一般的ですが、個人的にはフィルムで挟むだけの「御朱印ホルダー」や差し込むタイプの「書き置き御朱印 専用御朱印帳」をオススメしてます!
興臨院ってどんなお寺?
歴史
伝えによれば、興臨院の起こりは室町時代末期の大永年間(1521年〜1528)。※諸説あり
能登の武将・畠山義総が、大徳寺86世・小渓紹怤を開山に迎えて創建したのが始まりです。
興臨院の寺号は、義総の法名である「興臨院殿伝翁徳胤大禅定門」から名付けられました。
この法名が寺号になるパターンは、大徳寺の塔頭寺院ではよくあることのようで、「総見院」は織田信長、「瑞峯院」は大友宗麟、「聚光院」は三好長慶の法名から名付けられています。
元々は畠山家の菩提寺だった興臨院ですが、前田利家が屋根の葺き替えを行ったことから、前田家の菩提寺にもなりました。
本堂は残念ながら一度焼失していますが、表門は創建当時のものが残されており、重要文化財に指定されています。
方丈前にある庭園は、昭和53年(1978)に中根金作によって作庭されたもの。
個人的に白砂の枯山水庭園って凄く好きなんですよね。
ずっとぼーっと見てたくなります。
紅葉
私が訪れた11月末は、境内の紅葉が最高に美しかったです。
特に本堂裏は凄く、紅葉と苔の緑の相性がバツグンでした。
グラデーションが素晴らしいですね!!
奥の方には、きれいに磨かれたテーブルが設置されており、反射した紅葉を撮影できるようになっていました。
とても美しいですね!
お寺の方の話では、ほとんどの人がこの写真を撮るために訪れてるんだとか。
拝観の際は、写真撮影をお忘れなく。
手水鉢には、色とりどりのお花が生けられていました。
こじんまりとしていて、美しい花手水ですね〜!
興臨院へのアクセス
- 京都市営バス「大徳寺前」から徒歩約4分
- 京都市営バス「建勲神社前」から徒歩約5分
興臨院の基本情報
御朱印の種類 | 通常1種類 |
御朱印の値段 | 300円(書き置きのみ) |
宗旨 | 臨済宗大徳寺派 |
御本尊 | 釈迦如来 |
住所 | 京都市北区紫野大徳寺町80 |
公式HP | なし |