真如堂のアクセス
住所:京都市左京区浄土寺真如町82
- 京都市営バス”真如堂前”より徒歩約7分
- 京都市営バス”錦林車庫前”より徒歩約6分
真如堂は阿弥陀如来を祀る紅葉の名所!
真如堂(しんにょどう)は、京都市左京区にばる天台宗のお寺。
正式名称は鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)ですが、一般的には真如堂と呼ばれ、紅葉の名所として知られています。

御本尊は阿弥陀如来像を祀り、神仏霊場巡拝の道の第111番(京都第31番)と洛陽六阿弥陀めぐりの第1番の札所になっています。
また、境内にある新長谷寺の十一面観世音菩薩像は、京都市内に33ヶ所ある観音霊場をめぐる「洛陽三十三所観音霊場」の第5番札所。

真如堂の起こりは平安時代の984(永観2)年。
比叡山の僧・戒算上人が、延暦寺常行堂に安置されていた阿弥陀如来像を神楽岡東の東三條女院離宮に移し、安置したのが始まりです。
その後は焼失と移転を繰り返し、現在地に落ち着いたのは1693(元禄6)年のことでした。

御本尊の阿弥陀如来像は、慈覚大師・円仁が一刀三礼で彫刻されたもので、「頷き(うなずき)の阿弥陀」として知られています。
完成の直前に円仁が「比叡山の修行僧のための本尊となってください」と思いをこめて、如来の眉間に白毫(びゃっごう/光を放つという毛)を入れようとしたところ、如来は首を振って拒否しました。
そこで円仁は「では、京都に下って一切衆生をお救い下さい。特に女人をお救い下さい。」と言うと、如来は三回うなずいたと伝わっています。

御朱印について
- 御朱印の種類:2種類
- 御朱印の朱印料:300円
- 時間:9:00〜16:00
真如堂では2種類の御朱印がいただけます。
どちらも本堂内にある納経所でもらえます。

1.阿弥陀如来の御朱印
本堂に祀られている阿弥陀如来の御朱印(神仏霊場巡拝の道の第111番・洛陽六阿弥陀めぐりの第1番)。
墨書きは「阿弥陀仏の寿命は無量である」という意味の「無量寿」。

2.新長谷寺の御朱印
洛陽三十三所観音霊場第5番札所の御朱印です。

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新長谷寺の詳しい情報はこちらをご覧ください。




