こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
七福神の中で唯一の女神である「弁財天」。
財福を司る神として、主に金運アップや商売繁盛などの信仰を集めている神様です。
この記事では、京都市内の「弁財天(市杵島姫命も含む)」を祀る寺社の御朱印をまとめてご紹介します!
京都の弁財天の御朱印①:六波羅蜜寺
京都市東山区の「六波羅蜜寺」。
平安時代に空也上人が創建したお寺で、西国三十三所の第17番札所になっています。
12日に1度訪れる弁財天の縁日「巳の日」に御朱印を頂くと、左上に金の特別印が追加されます。
とってもステキなので、ぜひ巳の日にご参拝ください!!
※追加料金などはありません。
金色に輝く「六波羅弁財天(福寿弁財天)」は、本堂脇のお堂に祀られており、日本最古の七福神巡り「都七福神」の一つに数えられています。
別のお堂には、「銭洗い弁財天」も祀られています。
置いてあるザルにお金を入れて、水で洗うとご利益があるそうです!
京都の弁財天の御朱印②:三千院
左京区大原にある「三千院」。
比叡山東塔南谷に生えていた梨の大樹の下に、伝教大師・最澄がお堂(円融房)を建立したのが始まりとされています。
参道脇に安置されている弁財天は、「京の七福神」の一つとされています。
三千院は紅葉の名所として有名なので、訪れるなら秋がオススメですよ!
京都の弁財天の御朱印③:出町妙音堂
上京区の鴨川デルタ近くにある「出町妙音堂」。
相国寺の塔頭・大光明寺の飛地境内で、「青龍妙音弁財天画像」を安置しています。
御朱印はダイナミックで超かっこいいのですが、現在は直書きを行っていないようです。
こちらの弁財天は、「京都七福神」「京洛七福神」の一つになっています。
京都は七福神巡りが本当にたくさんありますね。
京都の弁財天の御朱印④:大悲閣千光寺
右京区”奥”嵐山にある「大悲閣千光寺」。
大堰川や高瀬川などを開削したことで知られる豪商「角倉了以」ゆかりのお寺です。
辨財天女(弁財天)の御朱印には、神使とされる「白蛇」の朱印が押してあります。
大悲閣千光寺には、舞台造のお堂があり、ここからの眺めはまさに絶景。
個人的に嵐山で一番オススメのお寺です。
京都の弁財天の御朱印⑤:壬生寺
中京区壬生にある「壬生寺」。
園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建されたとされる律宗の大本山です。
辨財天の御朱印は書き置きのみで、御影の朱印がとてもステキです。
辨天堂の中には、弘法大師・空海作と伝えられている秘仏「辨財天像」が安置されていますよ!
京都の弁財天の御朱印⑥:吉水弁財天堂
東山区・安養寺の飛地境内にある「吉水弁財天堂」。
青蓮院の慈円が弁財天を勧請して創建し、堂内には、60年ごとに開帳される秘仏を安置しています。
※みだりに開帳すると失明すると伝えられている。
刀工・三条小鍛冶宗近(別伝では粟田口藤四郎吉光)は、弁財天の相槌を得て、境内に湧く名水「吉水」で名刀を打ち、有名なったと伝えられています。
お堂の下には、その時に用いられた鉄砧石が今でも残されています。
京都の弁財天の御朱印⑦:六孫王神社
南区の東寺近くにある「六孫王神社」。
源経基の死後、邸宅があったこの地に息子の満仲が廟を建立し、社殿を設けたのが始まりとされる神社です。
末社の誕生水弁財天社には、滋賀県琵琶湖の竹生島から勧請された弁財天が祀られており、井戸水は「満仲の産湯」として使用されたという由緒を持っています。
京都の弁財天の御朱印⑧:白雲神社
上京区京都御所内にある「白雲神社」。
北山殿造営の際、西園寺公経が妙音堂を建立し、妙音弁財天を祀ったのが始まりです。
御朱印には、琵琶の大きな朱印が押してあります。
本殿に市杵島姫命(妙音弁財天)を祀っており、地元の人々からは「御所の弁天さん」と呼ばれ親しまれています。
京都の弁財天の御朱印⑨:厳島神社
上で紹介した白雲神社と同じく、京都御苑内にある「厳島神社」。
平清盛公が母・祇園女御のために、摂津国兵庫津の築島(経が島)に社殿を建て、安芸の厳島神社を勧請したのが始まりとされています。
こちらの御朱印も琵琶のスタンプが押してあります。
九条池の中島に鎮座することから「池の弁天さん」と呼ばれており、社殿の前には、京都三珍鳥居の一つ「唐破風鳥居」が建っています。
なお、社務所は基本的に、毎月1日と15日の月2度しか開きません。
上記の2日以外は、厳島神社から徒歩数分のところにある「菅原院天満宮」でいただくことが出来ます。