青蓮院の御朱印を2種類紹介！美しい庭園や青不動で有名なお寺

こんにちは、nobo（@nobo_kyoto）です。

三千院・妙法院と共に「天台宗三門跡」の一つに数えられている東山区の「青蓮院（しょうれんいん）」。
古くから皇室とゆかりがあり、現在は「美しい庭園」を楽しめることで人気を集めています。

この記事では、青蓮院でいただける御朱印と御朱印帳を中心に、歴史や庭園について詳しくご紹介します！

青蓮院の御朱印について

青蓮院では、通常2種類の御朱印が授与されています。
代表的な御朱印を1体頂きたい方は、左の「熾盛光如来しじょうこうにょらい」を頂くと良いと思います。

①熾盛光如来	②青不動
	近畿三十六不動尊霊場第19番
代表的

①熾盛光如来の御朱印

青蓮院の御本尊である「熾盛光如来」の御朱印です。

青蓮院の代表的な御朱印で、神仏霊場巡拝の道の御朱印帳で御朱印をお願いすると、こちらが書き入れられます。

さすが皇室とゆかりのある青蓮院。
中央には大きな菊紋の朱印が押してあります。

「熾盛光如来（曼荼羅｝」を御本尊としているのは全国で青蓮院だけであり、通常は非公開となっています。
とても珍しい仏様ですね〜！

青蓮院は、近畿地方の寺社を巡る「神仏霊場巡拝の道」の第115番（京都第35番）札所にもなっています。

②青不動の御朱印

国宝に指定されている「青不動」の御朱印です。

青蓮院の青不動は、「近畿三十六不動尊霊場」という霊場巡りの第19番札所。

京都市内にある近畿三十六不動尊霊場の札所は、他にも仁和寺や智積院などがありますよ！

上でも触れましたが、青蓮院の青不動明王は「国宝」。
滋賀県・三井寺「黄不動」、和歌山県・高野山明王院「赤不動」と並び、日本三大不動の一つになっています。

青蓮院内にあるのは「模写画像」であり、実物は飛地境外の将軍塚青龍殿に安置されています。

将軍塚青龍殿には舞台もあり、京都市内を一望することも出来ます。
地図を貼っておきますので、ぜひ行ってみてくださいね〜！

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新型コロナの影響で書き置きのみ

私が訪れた2021年7月は、新型コロナの影響により、御朱印はすべて「書き置きのみ」の授与となっていました。
直書き再開時期について、お寺の方は「コロナが終息したら」とお話されていました。

いつ終息するかまだ見当がつきませんが、直書きが再開されたらまた参拝したいと思います！

御朱印の保管には、「御朱印ホルダー」や書き置き御朱印専用御朱印帳などがオススメですよ！

御朱印がいただける場所

青蓮院の御朱印は、拝観受付所でいただけます。
時間は「9:00～17:00（16:30に受付終了）」。

青蓮院の御朱印帳について

授与所コーナーでは、4種類のオリジナル御朱印帳が置いてありました。

料金はすべて1000円。
コチラの御朱印帳は、「朱印帳」の文字の位置がなかなか変わってますね。

青蓮院ってどんなお寺？

歴史

伝えによれば、青蓮院の起こりは平安時代。

元々は、天台宗の総本山「比叡山」の山上にあった「天台三千坊」の一つとして創建されたのが起源とされています。

創建当初は「青蓮坊」と呼ばれていましたが、天養元年(1144)に天台座主・行玄に譲られた際、「青蓮院」に改称されました。

鳥羽天皇の皇子「覚快法親王かくかいほっしんのう」が入寺して以来、青蓮院は門跡寺院となり、門主は皇族や摂関家などが務めるように。

鳥羽法皇の命によって盛大な伽藍が造営され、青蓮院は繁栄を極めました。

天明8年(1788)の天明の大火際、第117代・後桜町天皇は青蓮院を仮御所とし、一時的に避難。
この出来事から、青蓮院は「粟田御所」とも呼ばれるようになりました。

昔は広大な寺領を持っていましたが、知恩院の建立や大谷祖廟の再興などによって、寺領は相次いで割かれていったと伝えられています。

明治26年(1893)に火災が発生し、ほとんどの建物が焼失。
現在の建物は、それ以降に再建されたものになるため、建物自体の歴史はあまり無いです。

庭園

青蓮院の一番の見所は「庭園」です。

「龍心池」と呼ばれる池を中心に、美しい庭園が造営されています。

私が訪れたときは、人がほとんどいなかったので、とってもゆったり出来ました。

紅葉も楽しめるそうなので、秋に訪れるのが良いかもしれませんね。
ちなみに、青蓮院の庭園は「池泉回遊式庭園」なので、庭園内を歩いて回ることも出来ます。

まずは建物内から庭園を鑑賞して、帰りに庭園内を散策。
そして、そのまま帰るといスタイルです。

立派な竹林も楽しめますよ！

正直言って、ここまで良い庭園だとは思っていなかったので、逆にとても満足出来ました。
庭園好きの方にもオススメなお寺です！

青蓮院周辺の御朱印情報

青蓮院の周辺には、有名な神社仏閣が多くあります！
ぜひ、下記の記事を参考にして参拝してみてくださいね！

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青蓮院へのアクセス

• 京都市営バス「神宮道」から徒歩約5分
• 京都市営地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約9分

青蓮院の基本情報

御朱印の種類	通常2種類
御朱印の料金	通常300円
御朱印帳の種類	4種類
御朱印帳の料金	1000円
御朱印の時間	9:00～17:00（16:30に受付終了）
御本尊	熾盛光如来
宗旨	天台宗
札所等	神仏霊場巡拝の道第115番（京都第35番）、 近畿三十六不動尊霊場第19番
拝観料	大人：500円、中高生：400円、小学生：200円
住所	京都市東山区粟田口三条坊町69-1
公式HP	http://www.shorenin.com/