こんにちは、nobo(@nobo_kyoto)です。
この記事では、京都市左京区の「哲学の道」周辺にあるお寺・神社を11ヶ所ご紹介します。
私が頂いた御朱印も掲載していますので、御朱印巡りの参考にして貰えればと思います!
そもそも哲学の道とは?
哲学の道は、琵琶湖疎水の分線沿いにある散歩道のこと。
距離は銀閣寺から熊野若王子神社までの約2kmで、哲学家・西田幾太郎氏がよく散策していたことから「哲学の道」と名付けられました。
道沿いには桜が植えられており、春には圧巻の桜並木を楽しむことが出来ます。
哲学の道周辺のお寺・神社①:銀閣寺(慈照寺)
世界遺産に指定されている「銀閣寺」は、第8代将軍・足利義政が造営した「東山殿」を起源とするお寺。
正式名称は「慈照寺」といい、臨済宗相国寺派大本山・相国寺の境外塔頭とされています。
一番の見どころである「銀閣(観音殿)」は、長享3年(1489)に上棟された国宝建造物。
義満が建てた「北山殿(金閣寺)」と違い、落ち着いた雰囲気なのが魅力的です。
哲学の道周辺のお寺・神社②:浄土院
銀閣寺の隣にある浄土院は、阿弥陀如来を祀る浄土宗のお寺。
京都の夏の風物詩「五山送り火」の大文字(大)を管理していることから、「大文字寺」という通称でも呼ばれています。
小さいお寺ですが、非常に重要な役割を担っています。
哲学の道周辺のお寺・神社③:弥勒院
弥勒院は、聖護院門跡を総本山とする本山修験宗のお寺。
堂内に安置されている「幸せ地蔵尊」は、その名の通り「拝むと幸せになる」というお地蔵様。
気楽に参拝できるので、ぜひ手を合わせてみてください!
哲学の道周辺のお寺・神社④:法然院
法然院は、浄土宗の開祖・法然上人ゆかりの単立寺院。
基本的に境内の散策は自由で、毎年4月1日〜7日・11月18日〜24日に伽藍内の特別公開が行われます。
境内はゆったりとした時間が流れ、個人的にお気に入りのお寺です。
参拝は椿か紅葉のシーズンがオススメですよ〜。
哲学の道周辺のお寺・神社⑤:安楽寺
安楽寺は、法然上人の弟子によって創建された浄土宗系単立のお寺。
通常は非公開となっており、春と秋、7月25日のかぼちゃ供養の時だけ特別公開されます。
紅葉がとても美しいので、秋に拝観するのがオススメです!
拝観最終日。今年は天気も良く長く紅葉を楽しめました。 pic.twitter.com/rhV1H84Qe2
— 安楽寺 (@anrakujikyoto) 2021年12月5日
哲学の道周辺のお寺・神社⑥:霊鑑寺
霊鑑寺は、古くから「谷の御所」と呼ばれている臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院。
通常は非公開のお寺で、春と秋のみ特別公開されます。
霊鑑寺は「椿の寺」として有名で、境内には約100種類以上の椿が植えられています。
椿好きの方にオススメなお寺です!
哲学の道周辺のお寺・神社⑦:大豊神社
大豊神社は、仁和3年(887)に創建された鹿ヶ谷・南禅寺一帯の産土神。
梅や椿が美しいことで知られ、春には多くの参拝者が訪れます。
本堂向かって右側にある大国社は、”狛ねずみ”が安置してあることから「ねずみの社」とも呼ばれ、全国約8万社ある神社のうち、狛ねずみがあるのここだけといわれています。
哲学の道周辺のお寺・神社⑧:熊野若王子神社
熊野若王子神社は、哲学の道の南端に鎮座している神社。
京都三熊野の一つで、主に学業成就や商売繁盛の信仰を集めています。
裏山には桜花苑が整備されており、春には美しい桜を楽しむことが出来ますよ!
哲学の道周辺のお寺・神社⑨:永観堂(禅林寺)
永観堂は、浄土宗西山禅林寺派の総本山のお寺。
正式名称は「禅林寺」といい、平安時代から紅葉の名所として有名です。
紅葉の美しさは京都随一で、夜にはライトアップも行われます。
ただ、紅葉シーズンは人が多すぎるので、個人的には青もみじの季節に訪れることをオススメしたいです。
哲学の道周辺のお寺・神社⑩:南禅寺
南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山のお寺。
足利義満が定めた京都五山では「別格」と定められ、日本で最も格式の高い禅寺とされています。
広大な境内には、絶景が見られる三門や虎の子渡しの庭(国の名勝)、琵琶湖疏水の水路閣など、見どころがたっぷり。
こちらも紅葉がキレイなので、永観堂と併せて拝観してみてくださいね!