西大路七福社ご利益めぐり とは?
西大路七福社ご利益めぐりとは、新春に西大路通周辺に鎮座している7社を巡拝しながら朱印を拝受する朱印めぐり。
期間は元旦から2月末までで、期間中にすべての朱印を頂くと干支の置物がもらえます。
平安神宮や清水寺など有名な社寺が多い東大路通界隈に比べ、知名度が低い西大路通界隈の歴史を多くの人に知ってもらおうと1983(昭和58)年に始まりました。
当初は5社で始まり、その翌年に現在の7社となりました。
一番北のわら天神宮と一番南の吉祥院天満宮は7kmほどしか離れておらず、1日ですべての神社を回ることが可能です。
参加方法と記念品
参加方法
1社目の神社で集印用専用色紙を貰います。初穂料は400円。
色紙を貰うのは7社どこの神社でも構いません。
色紙の柄は干支に合わせて変わり、緑の紙袋と一緒に貰えます。
記念品
朱印をすべて集め終わり、7社目で引換券に住所・氏名・年齢・願い事を書いて提出すると、参拝記念品(干支の置物)が貰えます。
なお、専用の色紙に朱印を拝受しないと記念品はもらえません。
戌年の置物がこちら。
満願成就した色紙は御守護として1年間祀るといいそうです。
西大路七福社ご利益めぐりの神社と御朱印紹介
7社の歴史と頂ける御朱印を南から紹介していきます。
社務所の時間はすべて9:00〜17:00です。
吉祥院天満宮
- 御祭神:藤原道真公
- 創建:934(承平4)年
- ご利益:知恵、能力開発
吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)は道真公が亡くなった31年目に、朱雀天皇の勅命により創建された神社。
道真公が誕生した地に鎮座しており、最初の天満宮として知られています。
頂ける御朱印は2種類。どちらも墨書きで頂けます。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。
若一神社
- 御祭神:若一王子
- 創建:不詳
- ご利益:開運出世
若一神社(にゃくいちじんじゃ)の始まりは、平清盛公が邸内に熊野の若一王子を祀った鎮守社。
西大路通にそびえる大楠は当社の御神木で、清盛公が手植えしたと伝わっています。
頂ける御朱印は1種類。墨書きで頂けます。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。
西院春日神社
- 御祭神:春日四座大神(建御賀豆智命・伊波比主命・天児屋根命・比売神)
- 創建:833(天長10)年
- ご利益:災病厄除
西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ)は、守護神として春日四座大神を淳和院内に勧請したのが始まり。
仁明天皇をはじめ多くの天皇が当社で御祈祷を行いました。
頂ける御朱印は3種類。すべて墨書きで頂けます。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。
大将軍八神社
- 御祭神:大将軍神(素戔嗚尊、天津彦根命)など八柱
- 創建:794(延暦13)年
- ご利益:方除
大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)は、桓武天皇の平安遷都に際し方除守護神として大将軍神を勧請したのが始まり。
境内にある方徳殿には、重要文化財に指定されている大将軍神像80体などが収められています。
頂ける御朱印は1種類。墨書きで頂けます。
また、素敵な御朱印帳も授与されています。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。
熊野神社衣笠分社
- 御祭神:伊弉冉尊など五柱
- 創建:1983(昭和58)年
- ご利益:健康長寿
熊野神社衣笠分社(くまのじんじゃきぬがさぶんしゃ)は、1983年に創建された熊野神社の分社。
本殿がコンクリート造になっているのが特徴です。
頂ける御朱印は1種類。墨書きで頂けます。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。
平野神社
- 御祭神:今木皇大神、久度大神、古開大神、比売大神
- 創建:794(延暦13)年
- ご利益:開運
平野神社(ひらのじんじゃ)は、元々平城京の田村後宮に祀られており、平安遷都に伴い当地に遍座したのが始まり。
古くから桜の名所として有名で、見頃には多くの参拝者が訪れます。
頂ける御朱印は1種類。墨書きで頂けます。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。
わら天神宮
- 御祭神:木花開耶姫命
- 創建:831(天長8)年
- ご利益:安産
わら天神宮(わらてんじんぐう)は、
頂ける御朱印は2種類。墨書きで頂けます。
境内の写真や詳しい歴史などはこちらをご覧ください。